11月5日のSOUNDTEC 「音人時間 HiFi Listening Cafe」では、こんなのかける予定です。
CD
・THE modest JAZZ TRIO:Good Friday Blues~ジム・ホール(g)、レッド・ミッチェル(p)、レッド・ケリー(b)によるトリオの1960年録音のアルバム。若き日のジム・ホールがここではピアノを弾いているレッド・ミッチェルと共演したドラム・レスで室内楽的サウンドを聴かせる。
・John Abercrombie:Arcade~ジョン・アバークロンビーの浮遊感溢れるギター・サウンドにリッチー・バイラーク(p)、ジョージ・ムラツ(b)、ピーター・ドナルド(ds)が絡む独特なサウンドで人気の1979年録音のアルバム。スウィングするジャズの演奏をしたかったミュージシャンとそれを拒んだプロデューサー、マンフレート・アイヒャーの確執で有名になったアルバムでもあります。
・Ornette Coleman&Prime Time:Tone Dialing~オーネット・コールマン&プライムタイムの1995年のアルバム。レギュラー・グループにピアノ、キーボードを加えたのはデヴュー・アルバム以来か? オーネトは、「フリーの革命児」とか言われるが、ここでの演奏はカリプソ有り、バッハは聴こえて来るわで自由奔放なごった煮になっていて、誰でも楽しめる音楽・・・のハズ。
・Pat Martino:Baiyina~パット・マルティーノの1968年の彼の4作目。タブラとタンブーラを加えてエキゾチックな音を背景に、ギターを縦横無尽に弾きまくる! マクラフリン・マハヴィシュヌ・オーケストラ以前にマルティーノはこのような演奏を行っていたのだ。
・Red Garland:Dig It!~レッド・ガーランドの1957年のマラソン・セッションから、コルトレーンが加わったセッションをピックアップしたもの。コルトレーンはすでにガーランド達とは立ってる地平が異なっている感じの演奏だが、そのズレ感が面白かったり。
・加古隆:Scrawl~加古隆の1987年録音のジャズ・アルバム。村上”ポンタ”秀一(ds)吉野弘志(b)井上淑彦(ts,ss)吉田哲治(tp)とのホットなジャズが聴ける。「僧院の庭」のような加古らしい曲も聴ける。
・Oscar Peterson&Dizzy Gillespie~オスカー・ピーターソンとディジー・ガレスピー、ベテラン二人が1974年ロンドンで収録したトランペットとピアノのデュオ・アルバム。技巧派の二人が丁々発止と演奏する姿はスカっとした気分になれるが、リラックスした演奏も多く片意地張らずに心地よく聴ける曲も多い。
LP
・Sammy Davis jr Sings Laurindo Almeida Plays~エンターテイナー サミー・デイヴィス jrが、ローリンド・アルメイダのギターだけのシンプルな伴奏で歌った1966年のアルバム。
全編スローバラードで通した極上のヴォーカル・アルバムの傑作!
・Claude Williamson Trio:First Trip~バド・パウェル直系の白人ピアニストクロード・ウィリアムソンの1979年日本のトリオ・レコードが製作したサム・ジョーンズ(b)、ロイ・ヘインズ(ds)とのトリオ・アルバム。チック・コリアの「ラ・フィエスタ」を演奏している。
・Phil Woods:Musique Du Bois~フィル・ウッズ、1974年録音の名盤! リチャード・デイヴィス(b)、アラン・ドウソン(ds)、ジャッキ・バイヤード(p)と言った硬派な面々を従えて、ショーター、ロリンズ、ルグランらの曲を演奏している。
・Roy Eldridge:”What It’s All About”~ヴェテラン・トランペッター、ロイ・エルドリッジが1976年 65歳の時に収録した人気作。ノリス・ターネイ(as)、バド・ジョンソン(ts)らとの中間派的サウンドが楽しいアルバム。B面はミルト・ジャクソンが参加!
・Herbie Mann’s Song Book:Complete Bossa Nova~1967年のハービー・マンの来日公演の際に、日本の企画で製作されたボサ・ノヴァ・アルバム。バーニー・ケッセル、ジム・ホールと並んでなんと元祖フリー・ジャズ・ギタリストのソニー・シャーロックも参加している! シャーロックは、ハービー・マンのグループに抜擢されて世に出たギタリストだった。
・Wayne Shorter:Super Nova~ウェイン・ショーターの1969年の傑作! マクラフリン(g)、ソニー・シャーロック(g)、ヴィトウス(b)、ディジョネット(ds)、アイアート・モレイラ(perc)、チック・コリア(ds)によるフリー・ジャズ、ジャズ・ロック(まだクロスオーヴァーとかフュージョンとか言われなかった時代)、ボサ・ノヴァがごった煮になった当時の最先端のサウンドだった。
・Roland Kirk:Kirk in Copenhagen~ローランド・カークの1963年コペンハーゲンのクラブ・モンマルトルでのライヴ録音。若き日のテテ・モントリュー(p)やペデルセン(b)を従えてオリジナルやエリントン・ナンバーを熱演! ジャケットがカッコイイ! いいジャケットの盤は中身もいいもんです。
以上あくまで予定ですので、変更があるかもしれません。
いくら探しても出て来ない・・・・という可能性があるもので・・・・。
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これからも名盤・珍盤・普通盤?取り揃えてお聴かせいたしますので、「きょうは、どんなのが聴けるかな?」と、気軽にお越し下さい。
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