朝晩の気温も下がり、過ごしやすくなってきましたね。
皆さん、ご自宅でオーディオや、映画を
楽しまれる機会も増えてきているのではないでしょうか?
前回の納品レポートに引き続き今回は、ここ最近納品を終えた
ホームシアターの納品レポをアップいたします。
「4K」というキーワードも随分と浸透し
当店でも SONYの4Kテレビ KD-X9200Aシリーズが好評です。
4Kの緻密でより自然な映像を 「もっと大画面で楽しみたい!」という
シアターユーザーの方からも システムアップのご相談をいただいております。
SONYの 4Kプロジェクター VPL-VW1000ES は
数あるプロジェクターの中でも圧倒的な映像クオリティを持ち
今日現在、唯一4K解像度フル表示(4090×2160 / 24p対応)が可能。
(※HDMI ver.2.0も今後対応予定との事です!)
前置きが長くなりましたが、早速納品の様子をご紹介いたしますね。
まず最初は
以前は120インチのスクリーンと天吊りのスピーカーを設備されていた
シアタールームへのインストールです。
10数年前ではありますが、オーディオ専用に設備されただけあって
ルームアコースティックはなかなかのものでした。
このお部屋に SONYの 4Kプロジェクター VPL-VW1000ESを中心とした
サラウンド環境を構築いたします。
新たに必要な HDMIケーブルなどの配線は
お部屋の構造上、壁内の隠ぺいが不可能な為
モール配線となります。
また、プロジェクターを天吊り設置する場所には
新たに補強を入れて 天吊り金具を取り付けしています。
取り付け前にお部屋の下見に伺い、取り付け位置などの確認をしっかりとしておりますので
順調な作業が可能となりました。
SONYの 4Kプロジェクター VPL-VW1000ESに天吊り用の金具を装着。
KIKUCHI のユニバーサルマウント SPCM-A を使用しております。
プロジェクター本体の重量は約20kgとやや重量級ですが
天井の強度も確保して無事に取り付け完了!
プロジェクターの取り付けと長尺のケーブル配線も完了!
その他の機器のセッティングです。
AVアンプは、SONY の最新型フラッグシップモデル
TA-DA5800ES です。
素直で解像度も高く、新設計パワーアンプの搭載によりスピーカーの駆動力も
以前のモデルからは飛躍的に向上しています。
クオリティの高い Blu-ray ディスクの再生や、エアチェックに欠かせない
Blu-ray レコーダーは SONY BDZ-EX3000 です。
こちらのモデルは、4Kアップコンバート機能や
HDMIの 音声/映像のセパレート伝送が可能で
内蔵ハードディスクも3TB搭載!
至れり尽くせりの実力機です。
接続ケーブルも機器のレベルも考慮して高品位なものをご提案いたしました。
Blu-ray レコーダー SONY BDZ-EX3000 と
AVアンプ TA-DA5800ES の音声伝送用には
SONY ハイクオリティHDMIケーブル DLC-9150ES を使用。
SONYの 4Kプロジェクター VPL-VW1000ES との接続は
長尺にもなりますので、信頼性のあるケーブルを引き廻しております。
スピーカーケーブルやサブウーファーケーブルも
機器のバランスにあったものを配線いたしました。
フロントスピーカー ・ センタースピーカーは
SONY の人気機種 SS-NAシリーズで統一しております。
特に、センタースピーカーの SS-NA8ES の奏でる
自然で聴き疲れのしないサウンドは好評です。
フロントスピーカーのSONY SS-NA2ES は
ピュアオーディオ用途でも人気のある実力機です。
サラウンド再生中の センタースピーカーSS-NA8ESとの音のつながりも良好です。
サブウーファー は SONY も同シリーズの SA-NA9ES をセッティングしています。
既存の天吊り設置済みのフロントスピーカーは
今回のシステムアップでフロントハイトチャンネルに変更し
7.1チャンネルのサラウンド環境ができあがりました。
スクリーンの取り付け位置もリスニングポジションから見やすい高さに下がり
大画面の120インチを存分に楽しめる環境が整いました。
SONYの 4Kプロジェクター VPL-VW1000ES が映し出す明るく解像度の高い映像と
スケール感のあるサラウンドを体感されたお客様からも大変ご満足いただきました。
映像の美しさやサウンドもさることながら
配線のおさまりや、機器の取り付けの仕上がりにも喜んでいただき
頑張った甲斐がありました!!
つづきまして、3管プロジェクターからの買い替えのお客様宅の納品の模様です。
今現在発売されている家庭用プロジェクターからは想像を絶するサイズと重量!
天井にガッチリと設置された3管式プロジェクターを外す作業からスタートです。
新たに設置するSONYの 4Kプロジェクター VPL-VW1000ES の
約3倍の重量ですので 気合を入れての作業です!
3管プロジェクターを無事天井から降ろし
アンカーボルトに固定された (これまた重量級の!)天吊り金具を外します。
同時に、今まで配線してあったアナログの映像ケーブルをCD管より撤去して
新たに、HDMIケーブルを入線します。
AIM 電子のレーザーHDMIケーブル AVC-LS です。
映像用HDMIケーブルとして、クオリティ面でも大変評価も高く
特に長尺用では圧倒的な情報量を伝送します。
天井裏に設備されている既存のCD管も通線には問題ないサイズでしたので
慎重に入線作業を行い、無事に機器間をリンクさせることができました。
新築や、リフォーム時には将来的なシステムアップや配線の事も考慮した
配線計画をして、設備をしておくことが重要ですね。
今回のようなシステムアップの際にはいつも再認識させられます。。。
納品前の下見でスクリーンまでの投射距離や取り付け位置の確認をしており
事前に造作物を作成してお伺いしておりますので
SONYの 4Kプロジェクター VPL-VW1000ESを設置する為の
KIKUCHI の天吊り金具 SPCM-A を取り付け作業も順調にすすみます。
KIKUCHI の天吊り金具 SPCM-A はアクリルのベースが視覚的にも美しく
お客様にも大変気に入っていただけました。
無事に取り付けも完了!
同時進行でアンプなどの配線作業です
既存のシステムを生かしながら、必要な配線を確実にしていきます。
今回、新たにAVプリアンプも導入されました。
marantz AV 8801 です。
レベルの高いフロントスピーカーやサラウンドスピーカーはそれぞれ
パワーアンプを接続するので、サラウンド環境の頭脳となるAVプリアンプの存在は大きく
結果的に今までよりも飛躍的にサラウンド環境がグレードアップする事となりました。
そして いよいよ プロジェクターの天吊り設置です。
今まで設置してあった3管式プロジェクターに比べると
随分「小ぶり」に感じてしまいますが(笑)
2人で息を合わせて 慎重に・確実に 設置いたしました。
事前に配線したHDMIケーブルの接続や、設置位置もばっちりです!
前よりは天井部分が随分とスッキリしました
キレイに取り付けることができました。
サラウンドのセッティングも抜かりなく!
測定用マイクでのオートキャリブレーションを行い
最終的にマニュアルでしっかりと調整しております。
セッティングを終え、Blu-rayソフトを再生してみました。
ハイビジョン映像がメインストリームになった今
プロジェクターのチェンジで
今まで見ることのできなかった映像が、画面いっぱいに広がります。
また、SONYの 4Kプロジェクター VPL-VW1000ES の明るい安定感のある映像に
お客様も驚いていらっしゃいました。
今回のシステムチェンジで、エアチェックの録画番組やブルーレイの映画が
より楽しめる環境が整いました。
4Kの今後の動向にも大変ご興味をお持ちでしたので
しっかりとサポートさせていただきたいと思います。
最後にもう1物件ご紹介いたします。
こちらのお客様も 3管式プロジェクターユーザーですが
SONYの 4Kプロジェクター VPL-VW1000ESへのチェンジをお手伝いいたしました。
既存のお部屋に取り付けしてあるのは
8インチ管を搭載した BARCO (バルコ)の Cine8 。
デカいです!
3人がかりで、慎重に天吊りを降ろし
新たに、SONYの 4Kプロジェクター VPL-VW1000ESを天吊りする準備をします。
天井からアンカーボルトだけが残った状態。
天吊り金具用のスペーサーを取り付けします。
(スペーサーは当店で造作いたしました :スタッフ町田 作)
そこへ KIKUCHI の天吊り金具 SPCM-A をしっかりと取り付けします
事前の下見で、しっかりと寸法や投射距離などを確認しておりますので
プロジェクターの天吊り作業までは非常にスムーズです。
プロジェクターの性能を引き出すべく
HDMIケーブルはAIM 電子のレーザーHDMIケーブル AVC-LS を配線しております。
電源環境も万全です!
今回プロジェクターをチェンジするにあたって
Blu-ray のレコーダーはSONY BDZ-EX3000
AVプリアンプは marantz AV 8801 にチェンジ。
そして、ピュアオーディオ用に
ステレオプリアンプもバージョンアップ!
Accuphase C-3800 です。
AVとピュアのプリアンプが共存する環境では
ピュアオーディオ用のプリアンプのボリューム値を
都度調整しないといけない問題がありますが
こちらのプリアンプにはAVプリアンプからの入力をスルー出力してくれる回路があり
シアターを楽しむときは、プリアンプの電源をOFFするだけでOK!
CDプレーヤーでピュアオーディオを楽しむときは電源ONすることで
ハイクオリティなサウンドを楽しむ事が出来ます。
サラウンド環境がロスレス音声に対応したこともあり
より自然で、臨場感豊かになり サウンド面でも大きなバージョンアップとなりました。
お部屋は完全暗室状態が可能で実際にBlu-rayディスクを再生すると
スピーカーの存在を忘れてしまうほどの 「没入感」 を得ることができました。
漆黒の空間にSONYの 4Kプロジェクター VPL-VW1000ES が映しだす
ハイクオリティな映像が浮かび上がります。
同時に確実なグレードアップを感じさせる
臨場感豊かなサラウンド。
そして、映画や音楽やさまざまなコンテンツを
集中して楽しむ事のできる空間。
専用室ならでは! ですね。
最近のホームシアター機器の納品は
リビングシアターに比べて専用室の割合が少なくなっているのが現状ですが
リビング・専用室 それぞれにメリットがあります。
また、既存のお部屋にシアター空間を構築するのも、制限こそありますが
是非 ご相談いただきたいですね。
ご依頼いただいているホームシアターのプランニングや
インストールもスタッフ一丸となって取り組んでおります。
まだまだご紹介できていない 納品の模様も随時アップしていきますので
お楽しみに!!