速報になります。
本日、TADのCompact Evolution Oneがご試聴になれます。
ペアで、160万円(税込)のハイエンドスピーカーです。
側面にアルミパネルが装着されていることが個性的。
この中面にパスレスポートが隠れているそうで、空気が前後に抜けるような構造になっています。
丸型のバスレスポートを採用せず、エアノイズ(再生音圧の上昇に伴い発生する、音楽ソースには含まれないポートノイズのこと)の発生しづらいと考えられる「Bi-Directional ADS」という新しい形状のバスレスポートが採用されているそう。
2Wayの密閉型に見えるCE1ですが、実は3Wayのバスレフ型になっています。
上部ユニットは2センチツィーターと14センチのミッドレンジ構成の同軸ユニット。
ツィーターとミッドコーンが同時に動く構造になっているので、クロスオーバーにおける位相特性や指向特性の乱れが起こりづらく、よりくっきりとした定位で楽しめます。
上部ユニットでボーカル帯域はカバーしようということのようで、通常700~1000Hzくらいに設定されるクロスオーバー周波数は、人の声の帯域を避けて250Hzにしてある点も注目のポイントです。
気になる音を早速、聴いてみました。
とても解像度が高く、奥行きのある音で、本当に定位がピタッと定まっているので、スピーカーの存在が目の前から消えたような錯覚に陥りました。
演奏者の生々しい表現が直接楽しめるといった感覚でしょうか。
とても新鮮なサウンドです。
突然のお知らせとなりましたが、もしタイミングが合えば、お聴きにいらしてくださいね!