さて、本日はこんなおもろいもの作ってみたのでご紹介～。
最近あれこれと自作系のものにはまりつつある僕であります。
スピーカーやパソコン、電源アクセサリーなどなど。
楽しすぎて、やめられなくなってしまってます。
今度はいったい何を作ったのでしょうか？？
当店が発売当初から力を入れている「ネットワークプレーヤー」。
最近国内メーカーのマランツやヤマハなども新製品を発売してきて、
さらなる盛り上がりを見せておりますが、
このネットワークプレーヤーにも一つ大きな弱点ともいえるポイントがあります。
それはやはりデータ管理。
せっかく時間をかけて溜め込んだ音楽データも、
NASが壊れてしまっては一瞬で水の泡。
別のHDD等にバックアップをしっかり取っておけば、問題もないのですが、
そろそろやらなければというときに限って、ぶっ飛んでしまったりします。
これは体験した人にしかわからない気持ちですが、
なんとも言えない絶望感に包まれます。
当店のデモ用のNASも雷等の影響もあって何本か飛んでしまい、
せっせとリッピングしたデータが一瞬にしてパァになってしまったことも。
こんな気持ちはお客様に体験してほしくない！
ということでいろいろと実験がまた始まるわけです。
そう、今回チャレンジしたのは自作NASサーバー。
まぁ、自作といっても安定したNAS箱に定評のある定評のあるHDDを入れ、
そのNASを停電等の電源トラブルから守る装置を組み合わせるだけの簡単な作業。
用意したのは、HITACHIの2TBモデルを6台。

常時4台を箱の中に入れて使用。
外箱はQNAPのTS459PRO。
http://www.qnap.com/jp/pro_detail_feature.asp?p_id=144
次世代Intel® Atom™ のデュアルプロセッサと1GB DDRII RAMを実装したTurbo NAS。
書き込み速度と安定した動作が望めそう。
これをRAID 6に設定し、最大2台のHDDが故障しても大丈夫な構成にした。
2TBが4本入るケースなので、合計8TBになるが、実際にデータが保存できるのは4TB。
現在手持ちの音楽データを保存するには充分すぎるくらいの容量。
残りの2台のHDDはもし実動させているHDDが故障したらすぐに交換できるように
予備で待機させておく。
気休め程度になるかもしれないけど、
壊れてしまったHDDもすぐに検査できるようにこんなものも用意↓

HDD単体を差し込んですぐに中のデータを読みにいける装置。
HDDであれば早めの対応ならば、救い出せるデータもある可能性があるので一応準備しておきます！
それではさっそくNAS作りに取り掛かります。
HDDを専用ケースにはめ込み外箱に入れていく。

このように一本ずつ挿しこんでいきます。

一本入りました。

この要領でどんどん挿しこんでいきます。

全部入りました。

HDDを外部の人に持ち出されないように、キーでロックをすることも可能！

もちろんこれだけのNASでも100％データを守れる保証はないけど、
単体のNASを使用するよりは安全性は飛躍的に向上するでしょう。
そして、これにさらに電源異常（停電）時に、コンピュータ等に電力を供給するための装置「UPS」も装備した。

http://www.omron.co.jp/ped-j/dengen/product/ups/bn50-75-100-150s/bn50-75-100-150s.htm
UPSの中では割とリーズナブルなほうのモデルだが、今回のNASを守ってもらうには充分だと思いチョイスした。
今回は自ら実験台となって費用を投じてみたけど、
これからは実際にお客様に提案できるレベルの価格で安全性の高いNASを摸索していきたい。
そして、これからどんどん増えていくであろうネットワークがらみの製品をどんどん繋いでいくために、新たに24ポート接続可能なHUBも用意してみた。

これによりさらに安定したネットワーク環境が構築できる。
いよいよ体制は整ってきた。
PCオーディオやネットワークオーディオは、
これからもっと進化していくであろうからいろいろな提案やサポートができるように日々研究していきたいものです。
早速今日もお店でとても面白いネットワーク関連の製品のデモが行われた。
リーズナブルで、ハイクォリティなアイテム。
これからまた話題になりそうな製品だった。
このネタはまた次回おって紹介したいと思います。