「応接と趣味部屋を兼ねたラウンジ型ホームエンターテイメント」完成!
随分と朝晩と冷え込んできた今日この頃。
皆様、如何お過ごしでしょうか。
何かと体調を崩しやすい季節の変わり目でもありますので、
日々体調管理に努めております、代表の三宅です。
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本日はご紹介案件にて、非常に魅力的な空間を構築させていただきましたのでご紹介致します。
1階は愛車を収納するガレージ。
2階は応接を兼ねた「ラウンジ型ホームエンターテイメント」という、なんとも男の夢のような空間が構築されました。
この度はAudio・Visual機器のコーディネートだけでなく、建築やインテリアの監修にも携わらせていただき、
よりオーナー様のご意向に沿うよう、調和の取れたご提案に心がけました。
(壁の仕様から、ミニカーのショーケース、カーテンの取り付けが難しい面の遮光シートまで、、笑)
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それでは、早速インストールレポートをさせていただきます!
まずはテレビの設置から。
当店でも非常に沢山のお客様にご購入いただきました、
SONYの有機ELTVの最高峰「KJ-77A9G」をウォールマウント設置致します。
設置時、多数の他業者様とスケジュールが重なったため、
現場での作業は超極狭の中で行うこととなりました。
しかし、ここは我らインストールチーム、手際よく限られたスペースでも細かい作業を進行してまいります。
(本当に厳しい環境でしたね。笑)
作業途中、床や壁、そして製品にも傷等つかないよう養生もしっかりと。
配線関係の作業も、機器のポテンシャルを引き出すよう意識をしながら進めていきます。
ここも大切な作業です。
この度主役となるスピーカーはこちら↓
私の大好きなイタリアンブランドの一つ。
Sonus faber/ソナス・ファベール(Made in ITALY) の OLYMPICA II
職人が一本ずつ丹精込めてハンドメイドされている拘りの詰まったプロダクトです。
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ソナス・ファベールが生まれた街、ヴィチェンツァの歴史的遺産「テアトロ・オリンピコ」に捧げる「オリンピカ」シリーズでは、伝統と革新の創造的な融合というそのソナス・ファベールならではのアプローチと情熱を、佇まいからも触感からも感じられるスピーカーシステムを目指したモデルとなります。
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同社お家芸となる木工加工により厳選されたウォルナットをエンクロージャーに纏い、
天板やフロントバッフル面には上質なレザーが設えられております。
楽器やヴォーカルなどを聴いてもうっとりするような非常に瑞々しい音質は、
相変わらずのソナスサウンドといったところかと感じますが、
このオリンピカシリーズから左右非対称の形状となる「エンハンスド・ライラ(堅琴)シェイプ」構造となり、
より定在波を感じさせないスッキリかつキレの良い低域表現も特徴的なモデルです。
インテリア性も優れており、見てよし!聴いてよし!の所有欲を満たしてくれる逸品です。
直近、生産完了となり次モデルが発売されましたので、おそらく国内では最後の1ペアの製品となります。
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スピーカーケーブルはWireworldのバイワイヤリング接続対応のMini Eclipse 8を。
高域、低域其々に一台ずつのアンプで駆動させるバイアンプ仕様となります。
そして、端子部にはTechDASのSuper BANANAを使用。
バナナプラグはスピーカーケーブルの結線を簡便にする優れた方式ですが、
反面コンタクトが不完全だと音質に悪い影響を与えてしまうことも。。
粗悪品のバナナプラグは音質を劣化させてしまいますが、
TechDASのバナナプラグは優れたコンタクト性能により音質を劣化させることがありません。
それどころか、先バラ線やYラグを直接に接続させるよりもはるかに強固なコンタクトを可能にすることにより、逆に音質的には有利になります。
確実でロスの無い接続によりエネルギーをロスさせること無く、
ベールを一枚剥いだかのようなダイレクトなサウンドに変貌いたします。
ケーブルインシュレーターはTADのTAD-ZZ021-WNを。
ケーブル類の床からの振動の影響を軽減するとともに、床(アース電位)からの分離効果を実現、
また丸型ケーブルとの接点を左右の傾斜面で支えることにより、振動エネルギーの減衰効果が得られます。
そして、足元には当BLOGをいつもご覧頂いているお方にはお馴染みのアイテムとなってきているかと思いますが、
Andante LargoのSilentMountを使用。
近年のラックやスピーカー、アンプ等には、底部にスパイクを装備した製品が数多くあります。
これは床や棚板との振動伝達を効果的にカットできる上、接地部分を明確化してガタツキを抑えることもでき、
大きな音質向上につながります。
しかし本来は効果の高いスパイクも、絨毯やフローリング、ラック棚板のような柔らかい表面に直接設置したのでは、
十分な効果を発揮しないどころか、不安定な設置によって音質劣化の原因となることもあります。
また設置面をキズ付けたくない等の理由で、
本来はスパイクを使う前提で設計された機器から取り外すユーザー様も多いのです。
それらの機器は、本来スパイクを使ってこそ最高のパフォーマンスを発揮するよう設計された製品であり、
適切なスパイク受けと組み合わせることでベストな使用環境となります。
アンダンテラルゴのサイレントマウントシリーズは、同社が独自に開発したスパイク受けです。
素材や形状に研究を重ねた結果、スパイク先端からの荷重をしっかりと支えつつも、素材特有の音色づけや歪みを徹底的に排除。
ピアニシモからフォルテまでしなやかな演奏の機微、時にダイナミックなサウンドなど、音楽家達が聴き手へ伝えたい本来の音を引き出します。
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上記の内容をオーナー様に拘りポイントとしてしっかりお伝えして、存分にお楽しみいただきます。
AVアンプはDENONの上級機種の中核 AVR-X6500H、
サブウーファーはKEFのKF92。
コンパクトで省スペースなデザインながら、スピードが速く、深い低音を再生するよう設計されているモデルです。
サラウンドスピーカーはこちらもおなじみ、Eclipse TDのTD508MK3です。
相変わらず、ナチュラルかつ明瞭な音場を構築してくれます。
この度はドルビーアトモスサラウンドとなっておりますので、
トップミドルスピーカーはKEFのinシーリングタイプをインストール致しました。
そして、この度は内装仕様や後方のミニカー用のショーケースまで特注していただきまして、
すべての監修、施工、納品を担当させていただきました。
(応接用に特注されたソファーは別の場所へ移動され、新しい製品が導入されたと聞いております。)
後日伺った際に、ショーケースにはミニカーが少しずつ飾られていました。
テレビ背面壁面には、ワイヤード様による特殊モルタル塗装仕様に。
質感漂う、上質な空間演出を実現致しました。
遊びココロの詰まったオトナの隠れ家スポットにて、束の間の休息時間に大切な人とゆっくりと過ごす。
極上の音と映像に包まれたラウンジ空間は、きっと心を満たしてくれることと願っております。