木のぬくもりたっぷりのご新築にシアターシステム導入。
いきなりですが、これは一体何をしているところでしょうか。
実は、この度のオーナー様宅の木張りの天井に合わせ、
埋め込みスピーカーのグリルに木調シートを貼り付けているところなんです。
そして、そのままだと音を塞いでしまいますので、抜けるよう穴を開けているシーンがこちら↓
気の遠くなるような作業です。
ご提案/ご協力頂きました、㈱RINOA様、㈲近彩社様、本当にありがとうございました。
こちらが施工後の様子。
とてもスッキリ馴染んでいます。
流石にオーナー様もこれにはご満悦。
二人で天井を眺めながら、しばし時間を忘れてニヤニヤとしてしまいました。笑
そうこうしている間に、作業はどんどん進行していきます。
TVモニターを壁に掛け、
オーディオ機器一式をインストール致しました。
私(三宅)はこの造作家具の設計が大好きでして、機器が美しく収まり、なおかつ音質も損なわず、
更にはアフターもしやすいように細部まで拘り尽くした内容になっております。
スピーカーはKEFの超人気シリーズQ750。
ブラックとウォルナットで悩まれましたが、ウォルナットをチョイス。
足元はしっかりと、制振対策も行い、安定した音を作り出します。
もちろん家具の下部台輪部分や棚板はフラッシュという中が空洞になっている軽い素材ではなく、
ずっしりと詰まった集成材突板仕様。
音がこれで本当に変わりますから、大切なところなのです。
こちら↓は天井に施されたコンセントと配線の取り出し口。
いずれ、プロジェクターを導入される際の予備設備となっております。
スクリーンはこちら↓のBOXにすっきりと収められる予定。
もちろん、双方吊り物ですがガッチリと補強も仕込んでおります。
段階を経て、都度ご予算に合わせて自分のタイミングで好みのシアター空間を構築していく。
これも一つの楽しみ方だと思います。
県外での施工ともあり、色々大変なこともありましたが、こうして目標とするところまで無事に完成し、
オーナー様がお喜びいただけるお顔を拝見できますとこちらも嬉しくなります。
しっかりお楽しみいただけますと、幸いです。