ホームシアターブログ

ルームアコースティックインストールレポート

立春の候、皆様いかがお過ごしでしょうか?

本日はルームチューニングとイマーシブサウンド「Dolby Atmos」への
アップデートの模様をレポーいたします。

オーナー様はもともと7.1chにてホームシアターを楽しまれておられた方で、
お部屋の音響特性にお悩みで弊社にご相談に来られました。

早速、ソフトウェアを活用し、マイクにて部屋の特性を測定しながら吸音、拡散など考慮し、
ポルトガル製Vicousticの調音パネルを壁面に取り付けてチューンアップしていきます。


写真は墨付けしパネル用のハンガーを取り付けているところです。

精密なレーザー墨付け機が重宝致します。

この日は当店でもおなじみの心強い助っ人K兄さんも駆けつけてくださいました。

いつもありがとうございますっ!

寸分たがわず設置していきます。
代表の三宅が真剣な眼差しでパネルと対峙しております。

PCのソフトとマイクを使い部屋の音響特性をグラフに表わして可視化して分析します。

貼付け後の写真です。特性とデザインを考慮し市松模様に施しました。

パネルの設置が終わったところで、
今度はハイトスピーカーを天吊りするための入線工事を行いました。
こちらもオーナー様とお付き合いのある腕利きの職人さんとタッグを組んで進行しました。

天吊りスピーカーにはECLIPSEのTD508MK4を天井に4発マウントいたします。

取り付けの機構も改善され、インストーラーにもとても嬉しいアイテム。
音質的にも大きく進化したことでフルレンジながら重厚な低域表現にも定評がございます。

当店イチオシのスピーカーです。

AVアンプも更新の為、サイズ変更に対応すべく、ラックのポールを延長して再組立てしていきます。
ADKは延長ポールに50mm100mmとご用意があり、ユーザビリティに富んだプロダクト構成です。

AVアンプはDENON AVC-A10Hでございます。
フラッグシップモデルAVC-A1Hに迫るサウンドクオリティと機能性を備えるAVアンプです。

フロントスピーカーはAccuphase のプリメインAMPにてドライブ。
クリーン電源も導入されており、高SNなHiFiリスニングにも拘っておられます。

サブウーファーは小型ながら高機能かつ、キレが良く迫力のある驚きの低音を楽しませてくれる、
KEFのKC62を両サイド(写真は片方のみ)に2台設置。

部屋背面の写真になります。
楽器にも精通されており、ドラムやキーボードも置かれております。
男性なら誰もが憧れるであろう、憧れの趣味部屋ですね。

間接照明を照らす事により大人の空間へといざなわれます。


お部屋の音響特性も改善され、立体音響も追加されたことにより、
臨場感あふれる音場へとアップデートされました。

オーナー様も音を出していないときの居心地、そしてイマーシブサウンドの圧倒的な臨場感、
2CHの整った音場表現など、全てにおいて大きくグレードアップできたことに、
とても感動してくださいました。

お仕事で疲れた心身をきっと癒やしてくれ、明日への活力となってくれることと思います。
お手伝いでき、我々も仕事冥利に尽きる現場となりました。

ご依頼いただき、誠にありがとうございました。

以上ルームチューニングとDolby Atmos インストールレポートをお伝えいたしました。

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