AGSルームチューニングアイテム納品レポート
先日のBlogでご紹介させていただきました
JBL Project EVEREST DD65000 を中心としたシステムでお楽しみのお客様に
日本音響エンジニアリング のルームチューニング材をお部屋でご体験され
導入いただきましたのでご紹介させていただきます。
日本音響エンジニアリング の Acoustic Grove System (AGS) は
まるで森に立ち並ぶ木々を彷彿させる柱状拡散体です。
「明確な音像定位」と「心地よい響きと音の拡がり」が両立する
今までにない手法でリスニングルームの環境を整えてくれるアイテムです。
デモ試聴の段階では 実際にお部屋にAGSを配置して
音の変化を確認しながら ベストなポジションを探していきました。
AGS の代表的な調音材 ANKH-1 ( アンク )
横幅60cm 高さ 150cm 奥行き23cmの
頑丈な造りで、異なる太さのタモ集成材で
柱状拡散体が形成されています。
重量は約34kgとずっしりとしています。
梱包は重量感がありますが
運搬のしやすさも考慮されたしっかりとしたダンボールでした。
梱包を解くと
ANKH ( アンク )は1つ1つ
丁寧にラッピングされていました。
慎重にProject EVEREST DD65000 の間の壁面にセッティングいたしました。
続いて ANKH-Ⅱ ( アンク Ⅱ) を開梱します。
部屋のコーナーの設置を目的に開発された
横幅40cm 高さ 150cm 奥行き40cmで
重量は約37kgとこちらも重量級です。
異なる太さのタモ集成材で
柱状拡散体が形成されていますが
コーナー設置用に特化した設計ということです。
開梱作業は2人で慎重に行いました。
フロアに設置する面はフェルトが貼り付けてあり
セッティングも大変やりやすかったです。
スピーカーは部屋のセンターに対して少々オフセットした位置に
セッティングしてありますが
ANKH-Ⅱ ( アンク Ⅱ) をやや外側に設置したことで
大幅な音質アップが図れました。
スピーカーの内側にANKH-1 ( アンク )。
左側コーナーと右側のスピーカーの外側にANKH-Ⅱ ( アンク Ⅱ) を
2台づつ設置が完了しました。
ANKH設置に伴い、アンプ等・スピーカーの配線と電源ケーブルの設置も見直し
相互に干渉しないよう 慎重にワイヤリングをいたしました。
また、リスニングポイント背面側にセッティングをした
Sylvan (シルヴァン)もリスニングルームに大変良い効果を
もたらせてくれました。
AGSの自立型柱状拡散体のなかで
最も軽量で設置性の良い Sylvan (シルヴァン)は
横幅39.8cm 高さ 140cm 奥行き20cmと
少々コンパクトに仕上げられています。
重量も約24kgとANKHに比べても軽量です。
また、確実なフロア設置に力を発揮する 専用のアジャスタ機構も搭載しています。
デモ試聴時の位置決めの際にも
リスニングルームのあらゆる所に比較的楽に移動ができて
設置場所による音の変化もしっかりと確認することができました。
Acoustic Grove System (AGS) セッティング後は
前にも増して 再生音に躍動感・音圧感が得られるようになり
全体的に「音抜け」や「音の広がり」も圧倒的に良くなった感想です。
音量を上げても楽器やボーカルの存在感が低音にかき消される事なく
生き生きと耳に飛び込んでくる感覚でした。
JBL Project EVEREST DD65000 の魅力的なサウンドに
より磨きがかかり、お客様からは驚きとお喜びのコメントをいただきました。
リスニング環境のブラッシュアップでまた思う存分お楽しみいただける事と思います。
日本音響エンジニアリングのAcoustic Grove System (AGS)にご興味のある方は
是非当店までお問合せくださいませ。