Accuphase C-2850 / A75 展示開始。
当店オーディオ試聴室へ新たにAccuphaseの純A級 ステレオパワーアンプ A75とプリアンプC-2850を展示開始。
早速エージングをスタート致しました。
前モデルとなるA-70も素晴らしい製品でしたが、また更に進化を遂げ発売となりました。
SN比は122dB(Gain Max)を保証されており、ダンピングファクターは1000を達成とのこと。
ハイパワー且つ、高純度なサウンドが楽しめるパワーアンプです。
先日、Accuphase本社で開催されたゼミナールでも様々な実験や座学にて勉強させていただきましたが、
「より音楽をお楽しみいただきたい」と一貫性の想いのもと、
丹精込めた製品づくりをされていることを改めて再確認させていただきました。
歪みを限りなく抑え、SNを徹底的に向上させ、クリアなサウンドを作り出すことによって、
「音楽本来の素晴らしさを表現する」同社のモノづくりに対する直向きな思いにはいつも感心させられます。
講義の後は試聴室で、しっかりと実際の音を聴かせていただきました。
(ACCUPHASEの試聴室のリファレンススピーカーはB&W 800D3)
A75試聴。(A70との比較試聴も行われました。)
正確さ・力強さ・躍動感に特化され、濃厚かつ滑らかな中低域が特徴的。
より音楽の表現力を高められているというようなイメージを受けました。
A級らしからぬという表現が正しいかは微妙なところですが、
音の立ち上がりの速さやキレの良い全音域の表現など、
これまでのA級アンプとは違う鳴り方をします。
マッチングさせるプリアンプやスピーカーとの相性もありますので、
これから当店でも様々なシステム構成にて鳴らし込んでいき、
最高の組み合わせを想像していきたいと思います。
スピーカー端子がショートした際などに、瞬時に出力を遮断し、
表示器が点滅して異常を知らせ、大切な製品を故障や事故から守ってくれるショート検出機能の実装も嬉しいですね。
新製品のSACDプレーヤーDP-750 試聴。
(DP720との比較試聴も行われました。)
振動対策のためフローティング構造による新ドライブメカにて更に静音性が増し、
高性能なDAC(ESS社製 ES9028PRO 32bit Hyper Stream Ⅱ DAC)を搭載されたことにより徹底的に歪みを抑えられています。
一聴して思わずハッとしてしまうような静寂さと、そこに浮かび上がってくる高解像度な音が、
より演奏者の生々しい表現に魅せられます。
これには会場にいらした皆様からも、驚きの声が上がる程でした。
そして、ハイエンドFMチューナーT1200の試聴体験もさせていただきました。
実際にFM放送を聴かせていただきましたが、改めてびっくり。
DJが目の前で本当にお話をされているかの如く、クリアで生々しい音で楽しめます。
オーディオに限らず言えることでもありますが、
もう完成形だろうなと毎回思わされるくらいのクオリティで製品が発売される中、
こうしてどんどん進化していく技術の革新にはいつも驚かされますね。
私達はその魅力をお客様とのコミュニケーションにより、
お伝えしていくのが使命の一つと思っております。
是非、お店に足を運んで頂きまして、新しい製品の進化を感じて頂けますと幸いです。