10月15日 のSOUNDTEC「音人時間 HiFi Listening Cafe」は?
10月15日 SOUNDTEC 「音人時間 HiFi Listening Cafe」は?
10月15日のSOUNDTEC 「音人時間 HiFi Listening Cafe」では、こんなのかけます。
CD
・Curtis Fuller:Boss of The Soul-Stream Trombone~1960年録音のカーティス・フラーの隠れ名盤。もともと「ワーウィック」というマイナーレーベルに吹き込まれたアルバムで、知名度は低いかもしれないが、デヴュー間もない頃のフレディ・ハバードのキビキビした演奏やユセフ・ラティーフの正統派な(?)演奏も見逃せません。ドラムのスチュ・マーチンはその後フリージャズに向かいました。
・Kenny Wheeler:Deer Won~1977年録音のケニー・ホィーラーの代表作のひとつ。ジョン・アバークロンビー(g)、ヤン・ガルバレク(ts,ss)、デイヴ・ホランド(b)、ジャック・デジョネット(ds)と1曲のみラルフ・タウナー(g)が参加したECMオールスターズと言ったアルバム。ジャケットの写真のような静謐な空気が流れる正にECMと言った1枚。
・Bud Powell:In Paris~バド・パウウェル晩年の(と言っても37歳!)パリ録音。プロデュースはなんとデューク・エリントン! 全盛期の神がかった演奏には遠く及ばねど、パリでの生活がつかの間の精神の安定をもたらした瞬間を切り取った味わい深いアルバム。
・峰厚介クインテット:Major to Minor~日本を代表するサックス奏者峰厚介が、クインテットを率いて演奏した1993年青山「ボディ&ソウル」でのライヴ録音。分厚く濃いジャズが聴けます!
・Kenny Barron :Scratch~ケニー・バロンが1985年にデイヴ・ホランド(b)とダニエル・ユメール(ds)と組んだピアノ・トリオの傑作! 軟弱な?ジャケットとは裏腹に演奏はスピード感もある重厚なもの。デイヴ・ホランドの骨太の音もいい!
・Sonny Rollins Trio:in Stockholm 1959~1959年ストックホルムでのソニー・ロリンズ(ts),ヘンリー・グライムス(b),ピート・ラロカ(ds)のトリオによるライヴ録音。放送用のmono録音なれど、サックスの音は分厚く録れており、ロリンズ節全開の演奏が楽しめます。
・Thelonious Monk:Solo on Vogue~セロニアス・モンクの1954年パリで録音された初のソロ・ピアノ・アルバム。「ラウンド・ミッドナイト」、「エヴィデンス」、「ウェル・ユー・ニードント」等の自作に加え、「煙が目にしみる」といったポップス曲も演奏している。
・金大煥&崔善培:Korean Fantasy~1999年防府市アスピラートでの、金大煥/キム・デファン(ds)と崔善培/チェ・ソンベ(tp,harmonica)のデュオ・ライヴを収録。金は、韓国の国宝級の音楽家、微細彫刻家、書道家として知らぬ者はいない著名人でした。盟友崔善培との防府では最後の演奏となった貴重な録音。ジャケットの書も金大煥。
LP
・McCoy Tyner:The Real McCoy~コルトレーンが亡くなった年に録音されたマッコイ・タイナーのリーダー・アルバム。ドラムは盟友エルヴィン・ジョーンズ! ジョー・ヘンダーソンも熱い。あの時代を代表するアルバムの1枚。
・Irene Kral:Angel Eyes・Live in Tokyo~1978年乳癌のため46歳の若さで亡くなった悲運のシンガー、アイリーン・クラール。1977年の東京でのラスト・コンサートを収録。
アイリーン・クラール (vo) アラン・ブロードベント (p) 稲葉 国光 (b) ドナルド・ベイリー (ds) 石松 元 (ds)
・Chirles Mingus :Mingus At Monterey~1964年のモンタレー・ジャズ・フェスティヴァルに出演したミンガスのワークショップ・バンドの熱い演奏が聴けるライヴ盤。ミンガスが私淑するエリントン・ナンバーのメドレーが聴きもの!
・渡辺香津美:Lonesome Cat~1978年録音のNY録音。渡辺初の海外録音だった。ジョージ・ケイブルス(p)、アレックス・ブレイク(el-b)、セシル・マクビー(b)、レニー・ホワイト(ds)と熱い演奏を繰り広げるジャズ・アルバム!
Billy Bauer:Plectrist~クール派のトリスターノ・スクール唯一のギタリスト、ビリーバウワー。知る人ぞ知る通好みのギタリストだが、高柳昌行に影響を与えた人なのだ。1956年Vereに残した初リーダー作。
・Wynton Kelly Trio:Kelly at Midnite~1960年録音のウィントン・ケリーの代表作にして、ジャズのピアノ・トリオを聴くなら、真っ先に上がる1枚。名手3人のグイグイとスウィングする演奏は、「これぞピアノ・トリオ!」のお手本。いまだにmidnightがmidniteのまんま?!
・Carla Bley :Live!~10人編成のカーラ・ブレイ・バンドの1981年録音の名盤! 一見フュージョンの洗礼を受けたようなサウンドなれど、ソロを取る各人のフリーも視野に入れた演奏は熱い!
フレンチホルンやチューバの参加が通常のジャズ・アンサンブルとは異なるユニークな響きを醸し出している。
以上あくまで予定ですので、変更があるかもしれません。
いくら探しても出て来ない・・・・という可能性があるもので・・・・。
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