初めてのモノラルカートリッジ、LP再生体験記。お客様編。
毎週のようにご来店されているF様。
アナログレコード、CDでジャズから歌謡曲まで幅広く楽しまれているお方です。
カーマスの超音波レコードクリーナー KA-RC-1でせっせとレコードのクリーニングにお忙しいようです。
このクリーナーはLPが2枚、10inchが1枚、シングル盤が1枚同時に洗浄できる優れモノ。
ある日、「10inch盤のところが仕事をしていないなあ。10inch盤を買ってみるか。」と、
とうとう10inch盤のジャズのレコードを買われるようになりました。
洗浄済みの10inch盤をよく店に持ってこられて
私(スタッフ末冨)に見せびらかすようにして当店のオーディオ・ルームで聴いておられます。
そんな姿を見ていた私は、ある日「10inchのMONO盤まで手を出すようになったのでしたら、ぜひMONO盤はMONOのカートリッジで聴いてみてはいかがでしょうか? 絶対気に入ると思いますよ。」(本当はもっと砕けた(砕けすぎた?)話し方で・・)と提案しました。
で、初めてだから・・という事で、使いやすいAudio Technicaのモノラルカートリッジ VM610MONOをお薦めしたところ、
「じゃあ、ひとつ試してみようか。」とお買い上げに!
VM型のカートリッジで、モノラル専用ボディ。 交換針はVMN10Bで、これはVM510CB ステレオカートリッジに付けられてる針と同じです。
SP用カートリッジM670SPの針VMN70SPも取付可能で、SP盤の再生も可能となります。
F様。 お買い上げになった後、帰宅してからは早速10inch盤も含めたくさんのレコードコレクションの中からMONO盤を棚から取り出してKA-RC-1で洗浄しては連日聴いておられるようです。
カートリッジを購入になられた翌日、「凄く良かった! MONOに替えるだけでこれだけ音が良くなるとは驚きだった。しばらくはMONOばかり聴こうと思う。MONOのレコードも集めないと!」と、興奮気味の様子。
お薦めして大正解だった私も、ほっと胸をなでおろしました。
超音波で溝の奥まで汚れを取り除く優れもの。
なにより10inch盤とシングル盤まで洗浄できるのが便利!
「レコードを1度洗浄すると、その後は洗浄していないレコードが聴けなくなる。」とは、F様。
F様お持ちのソニー・ロリンスがセロニアス・モンクと共演した10inchのprestige盤。
1954年10月の録音とは思えないリアルな音が迫力を持って迫ってくる名盤。
「ステレオの針で聴くのと比べたら、ノイズが減って音が太くエネルギッシュになり、シンバルの音もはっきり鳴りだした。
もうMONOのカートリッジじゃないと聴けないね。」とF様。
これからは、MONO盤と10inch盤のコレクションの泥沼にはまってしまう事でしょう?! もうなってる?
ジャズやクラシックのLPは、良い演奏、歴史的名演を聴こうと思えばMONO録音は避けては通れません。
「MONOは音が悪いから。」と思っている人ほど、MONOカートリッジでの再生をお薦めいたします。
ビートルズの中期までのアルバムはステレオよりはMONOの方が音がいいですし・・・。
でもイギリス・オリジナル盤は高くて手が出せませんけど・・・ね。
MONOカートリッジは、Audio Technicaでは、VM610MONOの上位機種AT33MONO、AT-MONO3/LP、AT-MONO3/SP
もお薦めです。
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