ESOTERIC 6月10日発売の新作SACDの御予約受付中!
毎回優れた音質と選盤でオーディオ・ファンと音楽ファンの両方を楽しませてくれているESOTERICのSACDのシリーズから、最新作が6月10日に発売されます。
只今御予約を承っております。
5月17日(日)が予約の締め切りとなっておりますので、お早めにどうぞ。
今回のラインナップは、久々のJAZZの登場です!
遂に出た!
天才のベスト・プレイを満足のいくサウンドで聴くことが出来る日が来た…
The Clifford Brown Box (ESSE-90223/6)
1950年代のジャズ・シーンに彗星のごとく現れるも、実質の活動期間は1952年から交通事故死する1956年2月までと非常に短かった真の天才トランペッター、クリフォード・ブラウン(享年25歳)とビ・バップの発祥期から活躍するジャズ史に残る名ドラマー、マックス・ローチによる双頭コンボによるEmArcyに残した録音から、4枚を選出してコンパイルされたSACD/BOX「The Clifford Brown Box」が、ついにESOTERICのSACDシリーズから登場です!
「クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ」、「ブラウン&ローチ:スタディ・イン・ブラウン」
「サラ・ヴォーン with クリフォード・ブラウン」、「ダイナ・ワシントン with クリフォード・ブラウン」
まるであらかじめ譜面に書いてあるかのような流麗なアドリブ・ラインを演奏するブラウンと、ビ・バップ以降のモダン・ドラミングは、彼がいたからこそ現在に至ると言ってもよい天才ドラマー、マックス・ローチによる、ジャズ史に残る名演を収めた2枚のアルバムと、二人の名歌手、サラ・ヴォーンとダイナ・ワシントンとの共演の2枚がラインナップされました。
日本では、「ヘレン・メリル with クリフォード・ブラウン」(ESOTERIC SACDで既発売)の人気が大変高いのですが、クリフォード・ブラウンは、当時ダイナ・ワシントンと共演出来た事が大変嬉しかったそうです。当時のダイナ・ワシントンは、大スターでしたから。
クリフォード・ブラウンは、天才的なトランペットの演奏でジャズ史に名を残しましたが、彼の作曲した曲もメロディアスな名曲ぞろいです。そこも聴きものの一つです。何より名手マックス・ローチの迫力がありながらも”音楽的な”ドラミングも聴きものです。
リマスタリングの効果はドラムスやベースといった、主役の後ろで演奏している楽器の鮮明さで理解いただけると思います。楽器のサウンドにニゴリが減り、耳周辺に覆っていた薄いヴェールが数枚剥がれたような感触があり、ピアノの歪みも解消傾向、そして何といっても主役のヴォーカルは一段と冴えたイメージを伝えています。モノーラルながら音像の密度の高さを意識し、ソロイストの音像にも無駄な贅肉がなくなり、音が引き締まった印象を残すマスタリングに仕上がりました。
販売価格 ¥14,444(税抜)
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲~カール・リヒター、ミュンヘン・バッハ管弦楽団 (ESSA-90221/2)
J.S.バッハの「ブランデンブルク協奏曲」は、1717年から6年間ケーテンのレオポルド公の宮廷楽団の楽長として仕えていた時期にこの楽団のために数多くの世俗曲を書いていました。
「ブランデンブルク協奏曲」は、ブランデンブルクの領主ルートヴィッヒ候に捧げられたことで、この名で呼ばれるようになりました。
カール・リヒター自身が組織し率いた「ミュンヘン・バッハ管弦楽団」による1967年1月にほぼ2週間をかけて録音したこの「ブランデンブルク協奏曲」は、19世紀末以来の恣意的なテンポの揺れや過度の感情移入を排し、安定した正確なリズムを保持し、記譜通りの音価を明晰に再現・発音することで、混濁しないクリアな声部バランスを指向し、作品のあるべき姿を追求しその本質を抉り出す姿勢を貫くことで、20世紀後半のバッハ演奏様式を示しました。
録音が行われたのは、リヒターとミュンヘン・バッハ管の録音のメイン会場の一つとなったミュンヘン大学の講堂で、近めの距離感で左右上下いっぱいに広がる中規模のオーケストラのずっしりとした低音の上に築き上げられる厚みのある響きをメインにして、その前面に各曲のソロを明確にクローズアップしています。この大きな響きの中で、オーケストラの各パートは極めて明晰に捉えられ、リヒター自身とその愛弟子ヘドヴィヒ・ビルグラムが分担するコンティヌオのモダン・チェンバロの鋭い響きも埋もれることなくピックアップされています。
近年の古楽器を使った「ブランデンブルク協奏曲」の馴染みが多くなった昨今ですが、リヒターの時代のモダーンな演奏もバッハが現代に生きていたら、こっちを取るのではなかろうかと想像するのも面白いと思います。
販売価格 ¥ 7,222(税抜)
ヤナーチェク:シンフォニエッタ
ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容 / 交響曲「画家マティス」
~クラウディオ・アバド(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (ESSG-90220)
アバドがベルリン・フィル芸術監督就任前の1987年に録音したヤナーチェク、就任後の1995年に録音したヒンデミット2曲という、20世紀が生んだ最高峰のオーケストラ曲の魅力を堪能させてくれる名演。
ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」は、ヤナーチェク最晩年の作品。華やかな金管とモラヴィア民謡を元にした軽快なリズムが特徴の曲で、アバドが早くから得意にしていたレパートリー。
ヒンデミットは、フルトヴェングラーの時代から、カラヤンも得意にしていたベルリン・フィルにはなじみ深い作曲家。
ここでは、代表曲「画家マティス」と「交響的変容」のカップリング。
荘厳華麗なヤナーチェクと多彩で変幻自在なヒンデミットの曲を、アバド&ベルリン・フィルの重厚で強靭なアンサンブルで聴かせる名演をお楽しみ下さい。
販売価格 ¥ 3,611(税抜)
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