Stay Home. 「お家でオーディオを楽しもう」TMDその弐。
Stay Home.「お家でオーディオを楽しもう。」をアップしたと思ったら、複数の方からのメールが届きました。
アンダンテラルゴの接点クリーナーと拡張安定剤 Trans-Music Device (TMD)を使って、我が家のシステムの端子を処理をしたレポートでした。
「あれ、意外と部屋が片付いてるじゃん。」
そりゃあ、自宅の部屋を公開するのだから、私だって片付けます!
「音、よくなったでしょう。」
そりゃあもう、雲泥の差とはこの事を言います。
「フォノ関係はやったの?」
ターンテーブルに接続してある後ろに刺さってるフォノケーブルは処理いたしました。
が、カートリッジを外してまではやっておりませんでした。
正直、システムの全ばらしをしましたから、ヘトヘトでした。
と、言うワケで、「残した仕事はさっさと片付ける!」
でも、リード線まで外してとなると、この歳になると手元が見えなくて、一旦外してしまったら、
無事に元に戻す自信が無く・・・と、言い訳。
今回は、ヘッドシェルを外し、そこの小さな接点を処理しました。
でも、まずは、普段そうじをしないターンテーブルを、この際綺麗に拭いてやりました。
ターンテーブルの上の白いものは、TEACの和紙のターンテーブルシート TA-TS30UN雲流」。
さて、ヘッドシェルを外してまずはPolish/接点クリーナーから。
こんな細かいところを処理するために、こんな細い綿棒が付いています。
本当は右手でゴシゴシやっています。右手で撮影。
キムタオルで綺麗に拭き取って。
Polymer/拡張安定剤で処理。
しばらく置いて、キムタオルでまた綺麗に拭いて終了!
端子がピカピカに!
上の写真と比べれば一目瞭然! いかに汚れていたか・・・ですけれども・・・。
アーム側の内部もこの際綿棒で拭いておきました。
接続して、水平を取って、針圧とインサイドフォースキャンセラーを調整して、さて試聴です!
先日の全ばらし<端子すべてTMD処理で、格段と音が良くなったのですが、ヘッドシェルの端子の処理だけでどう変わるのか?
前回試聴したDavid WertmanのLP、ヤン・ガルバレク、ビートルズと聴いて行きました。
さすがに、全ばらしの時ほどの効果は感じられませんでしたが、明らかに違ったのは、高音の響きが変わっていました。
ヤン・ガルバレク盤では、ガルバレクのソプラノサックスの艶が違います。
シンバルの響きが違います。フリゼールの浮遊感のあるギターが違います。
驚いたのは、50年近く聴いて来たビートルズ! ジョン・レノンのリズムギターのシャキシャキ感が断然違って聴こえて来たのです! いや~、びっくり。
音の入り口の処理は、やはり効果が大きかったのか?
それからは、もうLPをかけまくりでした。今は、ラヴェルのヴァイオリン・ソナタを聴きながらこれを書いています。
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