TRIODE CDプレーヤー TRV-CD6SEの展示試聴が始まりました。
TRIODEから昨年末に発売になったCDプレーヤーの展示が始まり、いつでも試聴が可能となりました。
TRIODE CDプレーヤー TRV-CD6SEは、真空管バッファ回路搭載だったTRV-CD5SEの後継機となる”トライオードCDプレーヤーの集大成”を目指し、最先端の技術とノウハウを結集して開発された国内生産モデルです。
6922(6DJ8/E88CC)×2本 真空管によるバッファ回路を搭載し、CDを真空管サウンドで楽しめます。
真空管出力とソリッドステート出力の2系統の出力を備え、2通りの音が楽しめます。
D/Aコンバーターは、ESS Technology社のSABRE ES9038Q2Mを搭載。
アップコンバート機能により、内部で352.8kHz/32bit、またはDSD5.6MHzに変換し信号
処理、D/A変換可能。
通常のCDでも、より高音質で再生して聴くことが出来ます。
44.1kHz/11.2MHz/22.6MHz/45.2MHz外部Word Clock入力と10MHz基準信号の外部同
期信号入力対応。
MQA-CDに対応。フルデコード機能搭載で、MQA-CD再生時に最大352.8kHZ/24bitの高
音質再生。
通常のCDとMQA-CDの違いを比較して聴いてみましたが、音が出た瞬間にその違いが分かるほどでした。
選んだのは、「ストラヴィンスキー:春の祭典、火の鳥 他~アバド指揮、ロンドン交響楽団」
(UCCG-40076)
クラウディオ・アバドが40歳前後のまだ若き頃にロンドン交響楽団を振った彼の代表作のひとつです。
音像が、すっと広がり、音の鮮明度も格段に増しました。
このスケールの大きく起伏の激しい音楽を、余すころなく描き切っています。
通常のCDで聴いている時よりも、演奏の行われている空間が広くなった感じです。
各楽器のディテールが格段に鮮明になり、これまで聴いて来た演奏のイメージが変わるほど。
細やかな音の動きが鮮明に聴こえて来ます。
この曲が持つ静寂から躍動感溢れるダイナミックな響きまで、演奏を心置きなく楽しみました。
*只今なら、このMQACDの在庫が1枚ありますので、早い者勝ちです!
これを体験すると、通常のCDに戻れなくなりそうですが、通常のCDもアップサンプリングで352.8kHz/32bitないしDSD5.6MHzまで上げて処理してくれるので、通常CDの音もぐんと高音質になって楽しめてしまいます。
真空管とソリッドステートの2つの出力を切り替えながら色々とディスクを交換しながら聴いてみました。
古い録音のJAZZは、真空管の方が時代の空気感が現れて来ました。
エッジの立っている音楽の新しい録音の方は、「ソリッドステートが似合ってるかな。」と感じました。
これは、あくまで私、スタッフ末冨の感想ですが・・・。
ご自分の音の好みに合わせて使い分ける楽しみのある、オーディオファンの鼻をくすぐるような機能も備えているCDプレーヤーです。
まだまだMQA-CDが直接再生出来るプレーヤーは少ない状況ですが、TRV-CD6SEは、その先鞭をつけるべく登場をいたしました!
MQAは、配信・ストリーミングではすでに一般的になっています。
今後は、MQA-CDソフトも続々とリリースされて来る気配です。
海外のマイナーレーベルからのMQA CDのリリースも始まっており、益々期待できる様相を呈して来ました。
販売価格
¥280,000+税
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