DENON PMA SX-1 Limited&DCD SX-1 Limitedのご紹介。
DENON/デノンから、サウンドマネージャー“山内慎一”が4年の歳月をかけて作り上げた新世代のフラッグシップ・プリメイン・アンプ PMA SX-1 Limitedと、新世代のフラッグシップSACDプレーヤーDCD SX-1 Limitedが、発売になりました。(9月中旬既発売)
PMA SX-1 Limited
主な特長
- 「Vivid & Spacious」を体現するフラッグシップモデル
- 37種に及ぶカスタムコンデンサーを投入
- A7075(超々ジュラルミン)による新開発トップカバー&フット
- 全段バランスアンプ構成
- Advanced UHC MOSシングルプッシュプル回路
- インピーダンス切り替えスイッチ付きMC / MM対応CR型フォノイコライザー
- 低倍率箔採用の高音質カスタム・ブロックコンデンサー
- アルミ砂型鋳物ケース採用大容量電源トランス
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定格出力 50 W + 50 W (8Ω、20 Hz ~ 20 kHz、THD 0.1 %)
100 W + 100 W (4Ω、1 kHz、THD 0.7 %)
販売価格 ¥780,000+税
DCD SX-1 Limited
主な特長
- 「Vivid & Spacious」を体現するフラッグシップモデル
- 37種に及ぶカスタムコンデンサーを投入
- A7075(超々ジュラルミン)による新開発トップカバー&フット
- アルミ砂型鋳物ベース採用ドライブ・メカニズム「Advanced S.V.H. Mechanism」
- Advanced AL32 Processing
- フルバランス・ディファレンシャル構成のD/A変換&オーディオ出力回路
- L.C.マウント・ツイントランス&アルミ砂型鋳物ベース
- DSD 5.6 MHz & PCM 192 kHz / 24bit対応USB-DAC
- 高速デジタルアイソレーターを搭載
販売価格 ¥750,000+税
SX1 LIMITEDは、デノンが掲げる「Vivid & Spacious」というハイファイ・フィロソフィーを具現化した製品で、来年創業110周年を迎える同社の集大成モデルとして発売されました。
DENONが築いてきた技術的資産の集大成であるSX1シリーズを母体として、山内慎一氏がエンジニアとして、そしてサウンドマネージャーとして培ってきた経験、技術、感性のすべてを注いで作り上げたのが、このSX1 LIMITED EDITIONシリーズです。
外観やスペックはSX1シリーズを踏襲していますが、デノンサウンドの最高到達点として、内容はほとんど刷新され、福島県白河市の自社工場で、一台一台手作りされています。
SX1 LIMITEDは、もともとは製品化を予定してはいませんでした。
山内慎一氏がサウンドマネージャーに就任後、コストや開発期間を設けず、山内氏ひとりで製品開発用の新たなリファレンスモデルを、SX1をベースに作成いたしました。
それをModel Xとして、社内でのプレゼンテーション後、「会社としてこれを世に出そう。」となり、製品化が決定しました。
山内慎一氏の公式動画です。
試聴室にて試聴させていただきました。
製作者の熱い思いが、我々スタッフにも伝わりました。
山内氏がこだわりぬいて作ったコンデンサー。
CDプレーヤー DCD-SX1 LIMITED
購入記念にプレゼント。DENONロゴ入りスペシャル。Audio Quest製インターコネクトケーブルです。
以上がDENON新製品 スーパーオーディオCDプレーヤー DCD-SX1 LIMITED、
プリメインアンプ PMA-SX1 LIMITEDの試聴体験の模様になります。
とても音にスピードがあり、筐体のシンプルさが、音楽に集中できる特徴となっておりました。
CD「Eric Claptpn:Clapton Chronicles~The Best Of Eric Clapton」を試聴いたしました。
エリック・クラプトンのベスト盤とは言え、1980年代~90年代にかけてのソフトでポップな内容なので、60年代の骨太な演奏や録音とは異なります。
すっきりとした録音と演奏をそのままに、音像がふわっと広がりを見せる中を、くっきりと浮かぶクラプトンの歌う姿が生々しい。
バックの演奏は、ブリリアントかつシャープな音でクラプトンの声とギターを包み込みます。
各楽器の絶妙な距離感も素晴らしい。
続いては、ピエール・ブーレーズ指揮、クリーヴランド管弦楽団による「ストラヴィンスキー:春の祭典」です。
作曲家らしいブーレーズの精緻極まりない分析的な演奏で、かつ演奏に凄みを感じさせるアルバムです。
これを再生するオーディオにも、各パートを聴き分けられるほどの実力が備わっていないと、この演奏の本当の面白さは味わえないかもしれません。
今回のデノンのシステムでは、ブーレーズが「こう聴こえて欲しい。」と思わせる再生能力が備わっていると感じさせられました。
各楽器の動きが有機的に結びつき、この音楽を聴いている喜びを味わえました。
音楽として上等に鳴らしきる感じです。
高音質で音楽を長く聴いていたいと思わせるシステムを構築したいと思っておられる方には、是非お勧めいたします。
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tel 0835-21-5555