会長のアナログ勉強会
スタッフみんなで勉強会の時間です。
この度の講師は、会長。
アナログの短編3構成のラストとなる機会でした。
(前回開催の2部の様子)
マニアックなことなのに、
女性スタッフの反応が予想以上に良かったのが印象的でした。
この度は曜日の関係上男性スタッフのみの参加となりましたが、みんな真剣そのもの。
会長がSONY在籍中に集めていたカートリッジコレクションが勉強会の材料となる贅沢な内容。
惜しくも昨年お亡くなりになられた当会長の師匠となる森氏(GRACE時代に銘品カートリッジF-8Lを設計され、その後「SONY SOUNDTEC」の社長に就任され、多くのカートリッジを世に送り出されたオーディオ業界の超重鎮)のカートリッジも登場。
GRACE F-8L
(写真左 SONY SOUNDTECにてJAZZ視聴用に針製作/右 オリジナル)
画像左 いまでは希少となるカンチレバーまでフルダイア設計 XL-88D
画像中 森氏がSONY就任初設計となるMCカートリッジ XL-55
画像右 森市、SONY就任初設計 MMカートリッジ XL-45
約30年前のお話ですが、
お声掛けもいただき、もしや会長が勤務することになっていたかもしれないという、
カートリッジ製作、販売会社となるソニーサウンドテック。
大のオーディオマニアの本人としては、諸事情にて参加できなかったことは複雑な思いがあったかと思いますが、
今となっては懐かしい昔話のようにお酒を飲んだときに時折語ってくれる話です。
当社創業においても大きな影響があったことが社名からも覗えます。
こういったお話も弊社のフィロソフィーに関わることでもありますので、大切にしたいエピソードですね。
さて、話が膨らんでしまいましたが、内容に続きます。
アームやカートリッジ、ボディ構成など、構造から種類、セッティング方法など、
おさらいも含め、更に奥深しい話まで聞かせていただきました。
実技にて再確認する作業と、さらなる技術向上のためのアドバイスも頂きました。
(自社のテスト製品のため、素手で扱っております。)
こうしたことが、
提案力やサポート力にまたお客様の快適なmusic lifeの向上につながればと思います。
次回は末冨のジャズのお話。
なんとも、楽しそうです。