TechDASは、究極のアナログ再生を追求した設計思想と、ジャパンメイドを誇る株式会社ステラが企画・開発を行なう自社ブランドです。

 

究極のターンテーブルAir Force One Premiumを筆頭に、カートリッジ等のアクセサリー類まで、画期的で高品位な優れた製品を送り出しています。

 

この度、比類のないターンテーブルのAir Forceシリーズの中から、最もリーズナブルなAir Force Ⅴの期間限定試聴が可能となりました。

 

 

期間は、3月10日(日)までとなっております。

お薦めの逸品、是非ご試聴くださいませ。

 

アナログレコードの製作過程の真っ先に来るのは、音声信号をラッカー盤に音溝として刻み込む作業です。

この時使われるのが、カッティングマシーンです。音溝を刻み込むラッカー盤に歪みがあってはなりません。

歪みを取るために、カッティングマシーンにラッカー盤を吸着させ固定する方法が取られています。

そうすることでワウフラッター、音質のムラ、S/N比の悪化を防ぎ、高音質なレコードが生まれます。

 

それを応用したのが、Air Force Seriesに導入された独自の「エアーテクノロジー」です。

Air Force シリーズのターンテーブルは全モデルにエアーバキューム機構を備えており、ラッカー盤のカッティングの状態を完全に再現することが可能です。

プラッター上にレコード盤をセットし SUCTION ボタンを押すと、プラッターを浮上させたままで同時にレコード盤をプラッターに吸着します。これにより、反りのあるレコードでも一瞬にしてまっ平らに。トーンアームの上下動も皆無に近く、カートリッジのトレース能力をフルに発揮させます。

 

 

外付けのエアーポンプです。

1台のエアーポンプで、エアーフロートとエアーバキュームの機能のコントロールが可能です。

 

 

プラッターは、

アルミニウムのダブルプラッター方式を採用。

 

 

 

アウタープラッターは、厚めのブラックアルマイトを施し、表面が美しく研磨されています。

 

 

 

Air Force seriesのプラッターは、安定した回転のためには十分な慣性が必要なことから重量級となっております。

しかしながら、重量級プラッターは軸受けにかかる荷重も大きく、いかに高精度な軸受けであっても次第にダメージを受け、精度が低下して摩擦音や回転ムラなどを生じることになって行きます。

 

そこで、TechDASは独自の「エアーベアリング 方式」を採用しました。

ベースとなる平面研磨したガラス板上に載せられたプラッターは、付属のエアーポンプからの空気が送り込まれると、瞬時にして重いターンテーブルプラッターがベースからわずかに浮き上がり (0.03mm程度)、エアーベアリング効果による、極めて静粛な回転が可能になります。

プラッターの荷重は軸受けに一切かからないため、摩擦音の発生や摩耗による経年変化もなく、メンテナンスフリーで初期性能を維持します。

 

 

外付けのエアーポンプからエアーパイプが本体に接続されています。

 

この吸着により、レコード盤は重量級プラッターと一体となるために有害なレコード盤の共振も排除されるとともに、カートリッジの針先から見てレコード盤が微動だにしない質量を持つことと等価となることで、カートリッジのトレース能力が、特に振幅の大きな低音域で飛躍的に高まるのです。

 

Air Force V は、先に開発された Air Force III と同じコンパクトなボディサイズですが、ドライブモーターの低振動化を実現したことにより、モーターを本体の内部に内蔵させることに成功しました。別筐体のモーター部が無い分だけAir Force III よりもさらにコンパクトに仕上がりました。しかも、最大で４本のトーンアームを装着することが可能です。

 

 

試聴機には、SMEのトーンアームSeries M2-9R(ヘッドシェルは、Ortofon LH-2000に変更されています。）と、TechDASのMC型カートリッジTDC01が装着されています。

 

SME Series M2-9R

 

 

カートリッジはTechDAS TDC01 を贅沢に使用。

このセットで聴くことができるのは、幸せですね！

 

 

 

それではセッティングもある程度固まってきたところで、

お楽しみの試聴タイムです♪

 

 

 

 

 

田部京子のＬＰ「HOLBERG SUITE Grieg Recital」から、グリーグ「ペールギュント　第一組曲」を聴いてみました。

Air ForceⅤの特徴でしょうか、驚くほどの静寂が感じられました。

アナログの再生にありがちなノイズ感がこれほどまでに消し去られるとは驚きです。

静寂の中から、一音一音がはっきりとした音の粒が立ち上がり、奏でられる音楽の構造を見事に表現します。

 

続いては、カーペンターズのアルバム「HORIZON」。

 

リチャードの匠な編曲に乗って、カレンの歌声が明るく響きます。

伴奏もクリアー且つ躍動感を持って鳴っています。

単に明るいだけではなくて、そこはかとなく温かみを感じる音になっています。

長時間聴いていられる質感も豊かな柔らかさもこの音には感じられました。

 

価格こそは相応に致しますが、

このクォリティから成す音は一度聴いてしまうと病みつきになるような感覚です。

 

同社の高級ラインから、良いところを集約しハイコストパフォーマンスを実現した注目の逸品。

是非、この機会にご試聴くださいませ。

 

 

販売価格

\1,242,000（税込み）

Air Force V は、本体ユニット（モーター内蔵)、 エアーポンプ/電源/エアーコンデンサーユニットの2筐体で構成されます 。

製品にはトーンアームおよびカートリッジは付属しておりません。 別途ご準備ください。

 

お問い合わせはこちらまで。

tel 0835-21-5555