Aurorasoundのフォノイコライザーアンプ VIDA primaのご紹介。
先日の当店のオーディオブログで、Aurorasound/オーロラサウンドのフォノイコライザーアンプ、VIDA Supremeご紹介をいたしました。
本日は、VIDAシリーズのエントリーモデル VIDA primaをご紹介いたします。
本機は、NF+CR型フォノイコライザーです。
NF型を高域の補正に、CR型を定位行の補正に組み合わせ、温かみのある癖のないサウンドとローノイズ低ひずみ率を両立させまています。
各種部品は品質、信頼性、性能にこだわり厳選したものを採用。
リニアテクノロジー社、テキサスインスツルメンツ社の高精度半導体、ドイツWIMA社のフィルムコンデンサ、国産オーディオグレード電解コンデンサや高精度金属皮膜抵抗。
プリント基板の配線パターンを吟味し、各切り替えSWをリレー制御にすることにより、最短信号経路を実現。
左右のセパレーションを良くし、外部ノイズの影響を受けにくい構成にしました。
電源部を内蔵し、十分な余裕のあるトロイダル電源トランス、ショットキバリアダイオードにファインメットビーズを使い、ローノイズで安定したレギュレータ回路により音の骨格を支えています。
しっかりと厚みのあるアルミパネルに1.2mm厚鉄製シャーシを組み合わせ、堅牢なボディを構成。
静岡の家具工房で手作りされている木製キャビネットでつつみ、リスニングルームやプレーヤとの調和を考えました。
入力系統は、RCAアンバランスの1系統ですが、背面には、MM、MC Low、MC Highの切り換えスイッチがついています。
VIDA,VIDA Supremeにも採用されている、大型ミュートスイッチがVIDA primaにも搭載されています。
「シェリー・マン&ヒズ・フレンズ:マイ・フェア・レディ」を試聴してみました。
リーダーは、ドラマーのシェリー・マンですが、ピアノは、クラシックの指揮者としてよく知られているアンドレ・プレヴィン。ベースは、西海岸の名ベーシスト、ルロイ・ヴィネガーです。
Contemporary盤らしいナチュラルなサウンドが特徴で、Blue Note盤と対局にあるようなサウンドです。
しかしながら、ヴィネガーのベースの音は軽快且つ重厚な響きで、演奏全体を支えます。
プレヴィンのピアノが、スウィング感満載でドライヴしています。
リーダー、シェリー・マンはジャズ界屈指の名ドラマーの名に恥じず、臨機応変なドラミングが素晴らしい。
この三者の細やかな音の動きが手に取るようにスピーカーから放出されていました。
ほどよい温度感が演奏から立ち昇ります。
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