期間限定 CAD(Computer Audio Design) グラウンド・コントロールGC1 試聴中。
CAD(Computer Audio Design)は、”デジタル機器での最高の音作り”を目的に、2011年イギリスで設立されたハイエンド・オーディオメーカーです。
DACの1543MKⅡ、オーディオ・トランスポートのCATなどを開発し、大きな注目を集めています。
デジタル・オーディオ機器の開発を通して得た知見から、オーディオ機器内部で発生する高周波ノイズを効果的に除去するアクセサリー製品「Ground Control」を開発。
その音質改善効果は世界中で高く評価され、2016年のミュンヘン・オーディオショウの”HOT PRODUCT”にも選出されています。
GC1 前面
デジタル回路を持つオーディオ機器、音源として使用されるPC、スイッチング電源を使用しているオーディオ機器など、現代オーディオ製品の多くは高周波ノイズを発生させています。
この高周波ノイズがオーディオ回路に悪影響を与え、音質劣化させる大きな原因となっています。
高周波ノイズの除去には、シグナルグラウンドを接地させてノイズを外に逃がすと言った方法も考えられますが、この方法では逆にアースを経由して高周波ノイズを引き込む結果にもなります。
また、シグナルグラウンドとアースの間にフィルターを入れることも考えられますが、シグナルグラウンドのインピーダンスを上昇させ、音質に悪影響を与えかねません。
CAD社は、シグナルグラウンドから効果的に高周波ノイズを除去するという視点から、Ground Control(GC)製品を開発いたしました。
使用法はいたって簡単で、専用のケーブルを用いてシグナルグラウンドをGCに接続するだけです。
機器の空いている入出力端子に専用ケーブルを挿入してGCに接続するだけ。
専用ケーブルは、グラウンドのみ導通するようになっています。
GC1背面
GCの内部は、電子・航空業界でも採用されている電気エネルギーを熱に変換させる機能性材料で満たされており、広範囲な高周波エネルギーを除去します。
電子の運動エネルギーが、GC内で熱に変換されることで、GC内インピーダンスは完全に低く保たれており、シグナルグラウンドからのノイズ成分が効果的に吸収除去されます。
主な特徴
・700kHzから10GHzを超える周波数帯域で高周波ノイズを吸収除去。
・電源を必要としないパッシブな設計。低インピーダンスで信号経路への影響は全くありません。
・複数台のGCをディジーチェーンで連結させ、ノイズ吸収性を増強させることも可能です。
・シャーシアースを接続することにより、仮想アースとしても使用可能。
GC3を使用して、オーディオシステムを構成する全ての機器のシャーシアースを接続することにより、システム
全体のシャーシ電位を下げ、音質向上に劇的な効果をもたらします。
スピーカーYAMAHA NS-5000、プリメインアンプAccuphase E-650、CDプレーヤーACCUPHASE DP-560
を使い、E-650とDP-560の空き端子に接続して「ベートーヴェン:交響曲第9番/ショルティ、シカゴ響」を
試聴いたしました。
高周波ノイズが除去されることでが静寂感が増し、小音量の第一楽章の序奏部分から、次第に音量が上がってクライマックスに至るところまでのダイナミズムを堪能出来ました。
定位感が増したことで、オーケストラの各楽器の配置がより見通せるようになり、より演奏に没入出来ます。
CG1(上)と、CG3(下)
定価
GC1 Signal Ground 入力2系統 \400,000(税別)
GC3 Signal Ground 入力6系統 \820,000(税別)
*専用ケーブル(1,5m)1本付属 ケーブルの端子は、XLR,RCA,USBの中からお選びいただけます。
*オプション 接続ケーブル(1,5m)XLR,RCA,USB,SPADE,BANANA 定価 \60,000(税別)
尚、ご試聴は4/12 午後14時まで の限定期間となっておりますので、
ご希望の御方はお早めにご来店いただけますと幸いです。
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