Moon Neo Series 260D、240i 展示開始
Simaudioは、1980年カナダ、ケベック州サン・ユベールにて、オーディオ・エンジニアで大の音楽ファンだったビクター・シマによって設立されたシマ・エレクトロニクス(1990年シム・オーディオに変更)から始まったオーディオ・メーカーです。
「地球環境保護を重視しつつ、最高の製品とサービスを提供することにより、クォリティ・オブ・ライフ(生活の質)を向上させること。」をモットーとしています。
より環境にやさしい会社になるために、日常の事業活動での「グリーン・プラクティス」を採用。
Simaudioのコンポーネントには有害物質が含まれることはありません。
生産過程で出た金属・プラスティック・紙は全てリサイクルされます。
製品寿命は、最低でも25年間とされています。
パーツのほとんどを自社生産することで、アフターサービスが行き届き、またお求めやすい価格で製品を提供可能となっています。
1997年にMoon Seriesを発表し、以後MoonがSimaudioのブランド名となりました。
あたかもライヴ会場にいるような「自分がそこにいる。」という臨場感を現出させる。この理想を具現化したシステムが、Moonシステムです。
1,500万円を超えるハイエンド、モノーラル・パワー・アンプもあるEvolution Seriesに続いて無理のないミディアム・プライスとして始まったのが、Néo Series(ニーオ・シリーズ)です。
そのNéo Seriesから、CD Transport/32-bit DACの260Dと、インテグレーテッド・アンプの240iが当店にお目見えいたしました。
260Dは、振動減衰のため、M-Quattroゲル・ベースの4ポイント浮遊懸架装置に装着した独自開発のCDドライブ・システムを搭載。
オプションのDACは、リアル32bit非同期式。4個のデジタル入力(S/PDIF×2、TosLink×1、USB×1)を装備。
最大13段に及ぶ電圧調整を装備した大型電源と頑丈なシャーシー構造を持っています。
240iは、完全非同期DACが、DSD64,128および256(USBのみ)、DXD(USBのみ)を含むPCMを最高32-bit/384kHzまでサポート。USB(ハイレゾ用)、SPDIF×2、オプチカル×2のデジタル入力端子を装備。
MMカートリッジ用フォノ入力端子を装備し、アナログレコードの再生が可能です。
アナログ入力では、内部回路をバイパスしてAVアンプなどのボリュームが使えるようにするパススルーモードの設定が出来、サブウ-ファーやパワーアンプを接続するプリアウト端子を装備。
丈夫なシャーシー構造により、外部振動の影響を最小化します。
定格出力は、50w×50w(8Ω)
オプションのDACを搭載した260DをCDプレーヤーとして使い、インテグレーテッドアンプ240iと、Dynaudio Special Fortyとの組み合わせで色々なCDを試聴いたしました。
透明感があり暖かく開放的な音質と、幅広く奥行き感のある音場で、強く音が前に押し出されることはなく、
自然な音楽の鑑賞に浸れます。
ヴォーカルや、ジャズ・ピアノの演奏も、ヴァイオリン協奏曲も誇張の無いナチュラルな響きで、長時間の試聴でも疲労感は感じませんでした。
手頃な大きさで、スマートなデザインは、落ち着いた赤いDynaudio Special Fortyと非常にマッチしていました。
大きく見やすい有機LEDディスプレイ。
仕上げは、ブラック・シルヴァー・ツートーンから選べます。
*240Dは、ブラックとツートーンのみです。
価格(税別)
240i ¥280,000
260D ¥240,000(CDトランスポート)
¥340,000(32bit DC装着済み)
*後付けオプション:DAコンバーターボード ¥120,000
いつでもご試聴が可能ですので、お好きなCDをお持ちになられてお聴きになられて下さい。
お問い合わせはこちらまで。