オーディオブログ

高音質で音楽を聴くということは・・・YAMAHA NS-5000

ひと頃「右脳左脳の日本人と西洋人の音の情報の捉え方の違い」が話題になりました。

日本人は環境音、虫や動物の鳴き声を左脳(言語脳)で捉え、西洋人はこれらを音として右脳(音楽脳)で捉える。西洋人は、虫の音は騒音として捉えてしまう。

水琴窟の音や鹿威しの音を日本人は心地よく感じるが、さて西洋人はこれをノイズとしてとらえる・・とか。

でも、これも現在では一概にそうとは言い切れなくなっているそうですね。

日本人は言語の母音を左脳で処理をし、西洋人は右脳で処理をする。日本人は母音で言語処理をし、西洋人は子音だけで意味を読み取る。と、言語の母音だけでも日本人と西洋人では処理をする脳が左右異なるようです。

日本人は、自然界の音や物音を表す擬音語が多い・・・「しんしんと雪が降る」「日光がさんさんと降り注ぐ」等々。でも、西アフリカや東南アジアはもっと多いそうですけど。お隣韓国では世界一多いとも言われています。

ここでは、日本と西洋の比較です。

長くなるので、ここらへんで置いときます。

何が言いたかったかとなりますが(理屈はすっとばして・・・これだけだとなんのこっちゃかもしれませんけど)、どうも日本人は音に対して敏感な感覚を持っている民族なんだそうです!

残念ながらその特徴(日本耳と言うそうです)が年々衰えていっているという悲しい研究結果もあるみたいですけど。

それと、日本人には日本人特有の音の好み(これはどこの民族でも同じようにありますが)が存在します。

その昔中国大陸、朝鮮半島、そして琉球を経て、かの地の宮廷雅楽や舞楽や俗楽が日本に入って来ました。

それらの影響を大きく受けて日本の音楽は形を成して今日に至ります。

現在の雅楽や能楽や純邦楽の構成する楽器を眺めると、低音がガンガン響くような楽器(大太鼓は除く)は少ないですよね。

日本人は高い音がどうも好きみたいです。能管とか龍笛とか篳篥とか・・・。

でも、「オーディオは重低音がビンビン響いて鳴いてナンボでしょうが!」と言う声が大いに上がっているような・・・。特にオーディオマニアのお方のほとんどの反応だと思います。

多分これは西洋音楽の流入が大きく影響しているような・・・。現実は、純邦楽を聴いてる人は絶滅危惧種かも?

それと、年々歳を重ねて行って特に高い音が聴こえなくなってるとお嘆きの私のようなお歳をめして来ているお方。そんなに嘆くことはありません!

加齢とともに感性想像力は耳の劣化と反比例して向上しているとの話もあるんです。

高音質で音楽を聴くことで、コミュニケーション能力・想像力が向上する。とも言われています。

これが言いたくてここまで来てしまいました。なんだか支離滅裂になりましたけど・・・・。

さて、日本人の耳の特徴に最も合って、または表現してくれる現在発売されているスピーカーってなんだろうと常々考えています。

私、考えるに・・・・。あくまでも私見ですけど。

YAMAHA NS-5000かも?!と、思っています。

ある海外の人に言われたことがあったのですが、「日本の音」と聴かれたらこのヤマハのスピーカーが頭に浮かぶ・・・と。彼らが考える日本人が好む音を表現している典型的なスピーカーがこれだと。

日本人がジャズを演奏していても、アメリカやヨーロッパの人が聴いたら「日本人らしい演奏だね。」とよく言われるものです。それと同じようなものなのかなと。

こういう感覚はどっぷりと日本人の我々は分からないことなのでしょうね。

販売価格 ¥1,980,000(ペア/税込)

では、CDを聴いてみましょう。

現代の日本の音楽では、世界で最も知られた曲のひとつ「武満徹:ノヴェンバー・ステップス」を聴いてみましょう。

西洋オーケストラと尺八と琵琶とを共演させず対比させた形で演奏は進行して行きます。

全体的にゆったりと時間が流れていく中で、空間を切り裂くような尺八と琵琶の音が際立って聴こえます。

武満の作品をオーディオで再生しようとすると、静寂感や非常に繊細な響きの表現力が求められます。

音の厳しさが表現しきれるか・・・・。

この曲は、曲の冒頭のハープの一音から激しい琵琶、尺八の音、オーケストラのマスな音響までオーディオ・システムを試されるような1曲です。

武満トーンと呼ばれる独特な柔らかさと鋭利なトーンを併せ持った音の響きが特徴の一つにありますが、NS-5000はその滲むような音響と尺八、琵琶の強烈な音響の両方を十二分に表現してくれました。

まだ、試してはいませんけど、雅楽や能楽と言った純邦楽をリアルに美しく鳴らしてくれることだろうと思います。

意外と純邦楽ってJBLの大きなシステムが、邦楽特有の中高音域のリアル感があったりするものですが、NS-5000も特に中高域の表現力は繊細で優れたものがあると感じます。

このあたりの特徴は、日本人の音の感性のど真ん中を行っているスピーカー・システムなのではなかろうかと常々感じています。

今なら、店頭展示中のNS-5000(¥1,980,000)と専用スタンドSPS-5000(¥176,000)を合計¥1,485,000(税込)で販売いたしております。

ご希望のお方はお早めに!

「長々書いてるけど、結局これが言いたかったんだろう!」と、突っ込まれそうですけど・・・。

その他、ヤマハのフラッグシップ・モデル、ターンテーブル GT-5000、プリアンプ C-5000、パワーアンプ M-5000もお勧めいたします。

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