MONOはMONOで聴いてみませんか?
ジャズやクラシックを主に聴いている人で、LPを置き場所に困るほど持っている人が今でも結構な人数おられます・・・・私か?
そんな人の多くはモノラル録音のレコードを相当な枚数持っているはずです。
ジャズやクラシックの名盤・名演と言われるアルバムの多くが、1955年前後数年間のモノラル時代(ステレオのレコードが販売開始になる直前です)のレコードに集中していると言っていいほどなのです。
「その頃の録音のレコードしか聴かん!」という人、私知っています。気持ちは分かるけど・・・。
そんな極端なお方はともかく、その頃の録音のレコードを誰もがたくさん持っていると思います。特にこだわって買ってるワケでもなく、知らず知らずの内に増えて行っているはずです。
「ソニー・ロリンズ:サキソフォン・コロッサス」然り、マイルス・デイヴィスのプレスティッジ盤然り、チャーリー・パーカー然り、フルトヴェングラー然り、トスカニーニ然り・・・と。
でも、ほとんどの人はステレオの針の付いたカートリッジで聴いていると思います。
かくいう私もずっとそうでした。
ある日、アナログプレーヤーを2台持っている人のお宅に集合。
片方がモノラル専用、もう片方がステレオ専用にされているので、1枚のモノラルのレコードをステレオのカートリッジとモノラルのカートリッジで簡単に聴き比べ出来ました。
モノラル録音のレコードを最初ステレオのカートリッジで再生しました。これはこれでいつも聴いてるこのレコードの音で、特にこの音質が悪いとか思ってはいません。これはこういう音なんだとこれまで聴いて来ました。
次にモノラルのカートリッジで同じレコードを聴きました。
もう、驚いたのなんの! まるで別物! 「こりゃあ今度からモノラルはモノラルで聴かなきゃダメだ!」となったのでした。
が、すぐに「いちいちカートリッジを交換しながら聴くのも大変だよなあ~。」と萎える私。
「プレーヤーを2台並べて置けばいいだけだよ。」との返事アリ。それが出来れば悩んだりしません!
その時聴いたモノラルのカートリッジがこちら。
販売価格 ¥528,00(税込)
「マイルス・デイヴィス:バグス・グルーヴ」を聴いてみました。
1954年録音(もちろんモノラル)のマイルスのリーダー・セッション。ソニー・ロリンズ、ミルト・ジャクソン、セロニアス・モンクらとの正にこれぞジャズの絶頂期といった内容。
でも、みんな若かった頃です。
ステレオのカートリッジで再生するのとでは、音の太さ、エネルギー感が段違いで、ジャズを聴いている幸せ?!を感じました。
「なんで、これまでこの世界を知らずに来たんだろう?」と後悔する私でした。とっくに実践しているお方には「何を今さら。」でしょうけど。
と、言うワケで試聴会のお知らせです!
サウンドテック・プチ試聴会「モノラルのススメ♪」
モノラルLPをモノラル・カートリッジで聴く試聴会です♪
【日程】
5月4日土曜日 13:00~15:00
【解説員】
サウンドテック・スタッフ 末冨健夫(補助:平美由紀)
【試聴機材】
DENON DP-3000NE
DENON PMA-A110
audio-technica AT33MONO モノラルMC型カートリッジ
DENON DL-103 ステレオMC型カートリッジ
前半はMONO録音のLPを、ステレオとモノラルのカートリッジで聴き比べをいたします。
後半は、MONO録音のLPをジャンル色々取り交ぜて楽しく鑑賞いたします。時々、私(末冨)の余計なおしゃべりが邪魔をするかもしれませんが、その時は遠慮なく「うるさい!」と言っていただけると幸いです??
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