マンションは様々な制約があり、戸建てに比べて施工に対してシビアな要素もあるのも事実。

現場調査においても、現場監督、各施工業者とのスケジュール調整も難しかったり、

納品日程一つにとっても、他の居住者様もおられるため綿密に打ち合わせる必要があります。

他にも、エアコンの位置なども室外機の設置場所が決まっていたりする場合も多いので、

そのあたりの自由度もありません。

そんな制約の中、スクリーンはスペースにおいて最大の130インチを導入していただき、

それを軸にコンポーネント機器をすっきり収めるためにオリジナルの造作家具を設計。

大げさな話ではなく、mm単位の調整確認が要されるお仕事です。

映画だけでなく、音楽も高品質な音で楽しまれたいということで、

KEFのハイエンドスピーカーとLINNのネットワークオーディオを設置致しました。

プロジェクターは焦点距離を確保するため天井も自由設計させていただき、

ホームエンターテイメントを核とした空間となりました。

ご主人がプロジェクターについて二機種悩まれており、

最後は奥様が試写をされ、高画質モデルを導入されたことには驚きました。