TEAC ターンテーブル TN-4Dのご紹介。
1953年の創業から(日本でテレビ放送が始まった頃です)の歴史を持つTEACは、その後も業務用機器のTASCUM、ハイエンドのESOTERICのブランドも生み出しながら、日本のオーディオ、音響システムの先頭に立って牽引して来ました。
特に回転系に強みを見せる同社の製品は、1957年のテーププレーヤーTD-102を筆頭に、70年代以降の特にカセットデッキの人気は高く、私、スタッフ末冨のような年配の者にはマストアイテムの一つでした。
誰もがカセットデッキを所有していたものでした。特にFM放送のエアチェックをしては聴いて楽しんでいた時代です。
その中でもTEACは不動の人気を誇っていました。私も当時はTEACのカセットデッキを使っていました。
今でも、当時録音したテープが残っています。
さて、そんなTEACですが、今でも痒いところに手が届くような製品を数多くリリースしています。
コンパクトなサイズのアンプ、USB DACや、今では他では見ることの出来ないMDが再生出来るデッキやカセットデッキまでと幅の広いラインナップです。
そして、アナログ回帰現象が起きている昨今ですが、もちろんTEACからもリーズナブルなプレーヤーから、キャビネットが人造大理石で出来たハイエンドモデルのTN-570までが取り揃えられています。
今回ご紹介するのは、新開発の薄型モーターで実現したスリムなダイレクトドライヴ方式のターンテーブル TN-4Dです。
ブラック
ウォルナット
トーンアームは、SAECとコラボレーションから生まれたナイフエッジ機構が採用されたスタティックバランス型S字トーンアームを装備。
一般的なベアリングによる可動方式に比べ、上下方向により繊細な動きが可能で、分解能の高いダイナミックなサウンドを体感していただけます。
S字型のトーンアームはユニバーサル式で、お好みのヘッドシェルやカートリッジへの交換も容易で、適合カートリッジ重量は14~23グラム(ヘッドシェル含む)と幅広いカートリッジに対応しています。
アメリカで40年の歴史を持つカートリッジブランドSUMIKO社製のMMカートリッジ「Oyster」を付属。幅広いジャンルの音楽再生に定評のある「Oyster」は、パワフルでアナログらしいサウンドをお楽しみいただけます。
Oyster単体での販売価格は、¥10,000を超えるので、このカートリッジが標準装備されていることを考えるとお得です。
ユニバーサルアームなので、カートリッジやヘッドシェルの交換が容易なので、個性の違うカートリッジに取り換える楽しみもあります。
フォノイコライザーを内蔵しており、フォノ入力の無いアンプに直接接続してお楽しみいただけます。(フォノ/ライン出力切替可能)
オペアンプ部には音質に定評のあるNJM8080を採用。
内蔵のフォノイコライザーを使わずに、アンプ側のフォノイコライザーや、単体のフォノイコライザーを使うことでも、音質の変化を楽しんでいただけます。
フォノケーブルは、5pin DIN/RCAではなく、RCA/RCAなので、取り換えも簡単なので、後々もっと質の高いケーブルに交換する楽しみもあります。
オヤイデのPA-2075 RR V2がお薦めです。販売価格 ¥17,000+税
高い回転モーメントを持つアルミ・ダイカスト製プラッターは、新開発モーターと相まってより安定した回転を実現しました。
USB デジタル出力が装備されています。
レコードの音をPCに取り込んで、デジタル・アーカイヴとして保存したり、デジタルオーディオプレーヤーで音源を外に持ち出したり、CD-Rに焼いてカーオーディオで聴いたり、様々な場所でお楽しみ頂くことも可能になります。
TEACの和紙を使ったターンテーブルシート、雲流紙を貼った「TA-TS30UN-BW」もお薦めです。
和紙は、帯電しにくい性格を持っています。レコードは再生中でも帯電を続けています。
「雲流」を敷くことで、レコード再生中のターンテーブルに静電気を帯びにくくいたします。
和紙の持つ質感と美しさで人気となっています。
雲流
販売価格 ¥4,400(税込)
TEAC TN-4D
販売価格 ¥71,280
当店WEBSHOPでも販売いたしております。
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