audio-technica 新作VMカートリッジ のご紹介。
昨年の11月15日、audio-technica/オーディオ・テクニカの新商品のVMカートリッジが、新発売になっております。
オーディオ・テクニカは、1962年にAT-1とAT-3と言う、MM型のカートリッジを発売して以来、半世紀以上に渡る日本のカートリッジの歴史を作って来た日本を代表するメーカーです。
AT-1 AT-3 AT-35X
特に、独自に開発したVMカートリッジは、1967年のAT-35Xの発売以来根強い人気を誇ります。
VMカートリッジは、音溝の波形を忠実に電気信号に変換するために、ラッカー盤に溝を刻むカッターヘッドと似た構造になっています。
1つの大きなマグネットを使う代わりに、左右2chの音溝に対し、独立した2つのマグネットをV字に配置。この理想的な形状により、高セパレーション・広帯域再生・優れたトラッキングを可能としています。
高出力なので、MM型と同様の使い勝手のよさと、針交換がMM型と同様に容易に出来るのも特徴のひとつです。
また、3種類のボディと、7種類の針がラインナップされており、カートリッジ自体を買い替えることなく、針の交換のみでグレードアップや、お好みのコンビネーションを楽しむ事が可能となっております。
針圧調整中のスタッフ・宮﨑。
アナログ・プレーヤーの調整ならお任せください!
まずは、VM型の代表的カートリッジを、ご紹介いたします。
・VM 740 ML 販売価格¥42,000+税
優れた高域再生、明確な音像定位が得られる
無垢マイクロリニア針を採用した上位モデル。
・VM 750 SH 販売価格¥50,000+税
豊かな中低域再生を実現する
無垢シバタ針を採用した上位モデル。
・VM 760 SLC 販売価格¥80,000+税
精密に研磨された最軽量のスタイラスチップを採用し
広帯域再生・低歪率を実現。
700シリーズのボディは、ダイキャストアルミニウム合金ハウジングを採用。
不要共振を抑制し、高性能なラインコンタクト針の優れた音質を一層引き立てます。
11月15日に新発売された新作のVMカートリッジは、SP専用も含む4モデルとなっております。
- 出力電圧やダイナミックレンジ、周波数特性などを向上したVMカートリッジ。
- アルミニウムパイプカンチレバー採用。
- 高剛性樹脂ハウジング。
- インサートナット構造を採用し、シェル一体型トーンアームへの取り付けが容易。
- 狙った位置に針を落としやすい、針先視認性の高いデザイン。
- AT-VM95シリーズの針先互換性により、お好みの針に交換可能。
・AT-VM 95 EN 販売価格¥15,000+税
軽量な無垢楕円針を採用したステップアップモデル。
・AT-VM 95 ML 販売価格¥23,000+税
低歪を実現する無垢マイクロリニア針を採用したミドルグレードモデル。
・AT-VM 95 SH 販売価格¥33,000+税
豊かな中低域を表現する無垢シバタ針を採用したハイグレードモデル。
・AT-VM 95 SP 販売価格 ¥12,000+税
曲率半径3.0milの接合丸針を採用した78回転のSPレコード専用モデル。
交換針の一覧は、こちらをご覧ください。
8月24&25日開催の「音人時間/OTONA JIKAN」でも、オーディオテクニカのカートリッジは活躍いたしました。
こちらは、6月21日に既発売のMCカートリッジから、3種をご紹介いたします。
- デュアルムービングコイル方式により高セパレーション・ワイドレスポンスを獲得し、明確な音像定位を実現。
- 逆V字型に配置されたコイルで歪みを最小限に抑制。
- カートリッジ本体のビス穴を設け、ヘッドシェルまたはシェル一体型トーンアームを2本のビスだけで取り付け可能(ナット不要)。
- 正確な情報を引き出す接合楕円針とアルミニウムパイプカンチレバー。
- 磁気エネルギーを飛躍的に高めたネオジウムマグネットと優れた磁性材料の純鉄ヨーク。
- アルミニウムボディにより不要な振動を最小限に抑え、音の再現性を向上。
- ピュアな伝送が楽しめるPCOCCをコイルに採用。
・AT-OC 9 XML 販売価格¥70,000+税
ボロンカンチレバーにマイクロリニア針を搭載。
高品位な磁気回路を採用したミドルクラスモデル。
・AT-OC 9 XSH 販売価格¥85,000+税
ボロンカンチレバーにシバタ針を搭載。
豊かな中低域を表現する上位モデル。
・AT-OC 9 XSL 販売価格¥98,000+税
ボロンカンチレバーに無垢特殊ラインコンタクト針を搭載。
音溝から忠実に情報を読み取る最上位モデル。
カートリッジの交換で、より深いアナログ・ライフをお楽しみください。
お問い合わせはこちらまで。
tel 0835-21-5555