約8年前に納品をさせていただきました
JBL Project EVEREST DD65000(以下エベレスト)の
オーナー様宅へこの度、マルチアンプシステムへの
グレードアップをお手伝いさせていただきました。
エベレストのシステムの導入から数年後に
ルームチューニングのアイテムの追加後は
Accuphase M-6200(モノラルパワーアンプ)による
バイワイヤ接続にて数年ドライブしてきたエベレストで
防音室環境でJBLサウンドを
楽しんでいただいておりました。
当店で開催いたしました
Accuphase デジタルチャンネルディバイダー
DF-75の試聴イベント や
(Accuphase デジタルチャンネルディバイダー/ DF-75)
当店のYoutubeチャンネルでのご紹介など
エベレストのマルチアンプ駆動に興味を持っていいただき
ついに導入いただく事となりました。
エベレストの間には
4台のパワーアンプが並びます。
上段のパワーアンプは
以前から愛用いただいております
Accuphase M-6200(モノラルパワーアンプ)で
下段に今回新たに導入いただいた
Accuphase P-7500(ステレオパワーアンプ)が
2台(!?)鎮座いたしました。
(2台の理由は後ほど記載致します)
また、部屋のサイドには
この度新たに導入いただいた
チャンネルディバイダーDF-75が仲間入り。
少し納品時の模様も交えてご紹介いたします。
Accuphase DF-75 の開梱から。
TAOCのオーディオラックの
フラグシップモデルとなる CSR の棚板を追加し
DF-75を収めていきます。
従来のプリアンプ →パワーアンプ→スピーカーという配線経路から
プリアンプ → チャンネルディバイダー → パワーアンプ → スピーカー
という流れで配線作業を進めていきます。
マルチアンプ駆動では
スピーカーに内蔵されたネットワーク回路はパスする内容となります。
(上記に対応するスピーカーは限られます)
プリアンプから出力された音楽信号をチャンネルディバイダーで
ラインレベルでの広い周波数帯域で⾼い忠実度での
クロスオーバー・スロープ等の調整を行えるメリットがあり
チャンネルディバイダーから出力された音楽信号を
中高域・低域用の専用パワーアンプにてダイレクトに増幅し
各スピーカーユニットに直結された形でドライブする為
スピーカーのポテンシャルを最大限に発揮できるメリットがあります。
今回使用するエベレストでは
スピーカーのネットワーク回路をパスするべく
フロントバッフル面に搭載された
ショーティングバーでバイアンプポジションを選択します。
左右のスピーカーともに変更します。
↑↑↑
エベレストのドライバー側に
モノラルパワーアンプ Acuuphase M-6200 (生産完了品)
(画像上段)
↓↓↓
エベレストのウーファー側には
ステレオパワーアンプ Accuphase P-7500 をブリッジ接続をしております。
(画像下段)
P-7500はステレオパワーアンプですが
ブリッジ動作をさせる事でステレオ動作時の4倍の出力を叩き出せるメリットがあります。
エベレストの38cmのダブルウーファーを
強力にドライブいたします。
また、この度のマルチアンプ駆動に合わせて
接続ケーブルも大幅にチェンジ致しました。
パワーアンプとスピーカーの接続には
ZONOTONE(ゾノトーン)のスピーカーケーブル
を片チャンネル2本ずつ使用。
その他にも各機器の電源ケーブルや、ラインケーブルなどなど
これまでご使用いただいていた
機器付属のメーカー純正ケーブルを一新いたしました。
機器の接続を終えた段階で
チャンネルディバイダーの各種設定値を入力していきます。
・低域側/高域側のカットオフ周波数の設定
・低域側/高域側のスロープの設定
・左右チャンネルのレベル設定
・ディレイの設定(高域側のディレイを調整)
などなど
今回のシステムは2Way構成の為
DF-75に搭載された
L・R 合わせて8チャンネル分の出力を
贅沢にL・R分を合体させ内蔵のD/Aコンバーターを並列動作させる
モノフォニック出力と致しました。
これによりノイズやひずみ率などのさらなる性能の向上を図る事ができます。
(詳細は当店のYoutube チャンネル内で解説しております)
実際に音源を流しながら
各種設定をすすめていき、本体に設定値をメモリーさせれば
ミッション・コンプリートとなります。
全てのセッティングを終えての
最終音出しの時には
当店の男性スタッフ全員から
ため息混じりの「ヤバい・・・」の一言
大きな変貌を果たしたエベレストのサウンドに感動!
もちろんオーナー様からも大絶賛の声もいただきました!!
今回新たに加わった新しい機器や、ケーブルのエージングが進めば
まだまだスピーカーの鳴り方も変化してくる事でしょう。
今後のシステムの成長にも期待大というところですね。
このエベレストのサウンドを安心してお楽しみいただけるよう
これからもしっかりとサポートをさせていただきます。
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