ESOTERIC SACD新譜 6月15日リリース 只今予約受付中!
毎回好評のESOTERICのSACDの新譜3点が6月15日に発売になります!
ホルスト :組曲《惑星》
グリーグ :組曲《ペール・ギュント》から
ホルストの画期的な作品を「20世紀の名作」へと引き上げたカラヤン&ウィーン・フィルの記念碑的な名盤。
グスターヴ・ホルスト(1874-1934)
組曲《惑星》 作品32
第1曲 火星 ― 戦いをもたらす者
第2曲 金星 ― 平和をもたらす者
第3曲 水星 ― 翼のある使者
第4曲 木星 ― 喜びをもたらす者
第5曲 土星 ― 老いをもたらす者
第6曲 天王星 ― 魔術師
第7曲 海王星 ― 神秘なる者
エドヴァルド・グリーグ(1843-1907)
劇音楽《ペール・ギュント》から
- 第1曲 朝(第1組曲 作品46の1)
- 第2曲 オーセの死(第1組曲 作品46の2)
- 第3曲 アニトラの踊り(第1組曲 作品46の3)
- 第4曲 山の魔王の宮殿にて(第1組曲 作品46の4)
- 第5曲 イングリッドの嘆き(第2組曲 作品55の1)
- 第6曲 ソルヴェイグの歌(第2組曲 作品55の4)
ヘルベルト・フォン・カラヤン 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1961年9月5日~22日、ウィーン、ゾフィエンザール
レーベル:DECCA
仕様:Super Audio CDハイブリッド
DSD MASTERING / Super Audio CD層
2チャンネル・ステレオ
販売価格 ¥4,000 (税込)
ステレオ初期に「惑星」のブームを起こした名盤。カラヤン&ウィ-ン・フィル盤は、レオポルド・ストコフスキー指揮ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団の米キャピトル盤(1956年録音)と並び、英国を拠点としない指揮者・オーケストラによる同曲録音の草分けとなり、作品を世界的に知らしめる起爆剤となりました。「惑星」録音は、現在のところウィーン・フィルによる唯一のもの(しかも同フィルは演奏会で全曲を取り上げたことはまだなし)であるという点も、同団のディスコグラフィの中で輝きを放っています。
セッションはステレオ時代のデッカの常駐ホールだったウィーンのゾフィエンザールで行われ、ゴードン・パリーとジェームズ・ブラウンがエンジニアを担当し、収録にはデッカ自社製の18チャンネルのミキシング・コンソール、ノイマン社製の3種類のマイク(KM53、KM56、M50)が使われています。
残響が多い本拠地ムジークフェラインに比べて、天井が高く、響きが少なく、細部の音まで明晰に収録できる環境はデッカのレコーディング・ポリシーに最適で、このホルストもウィーン・フィルの貴族的で高雅な響きが生々しく捉えられており、デッカによる最上の録音のお手本のような仕上がりになっています。
マリサ・ロブレス:ハープ協奏曲&変奏曲集
華やかなハープの魅力を心ゆくまで味わえる名手マリサ・ロブレスのコンチェルト・アルバム。
ジョージ・フレデリック・ヘンデル(1685-1759)
ハープ協奏曲 変ロ長調 作品4の6
第1楽章:Andante allegro
第2楽章:Larghetto
第3楽章:Allegro moderato
フランソワ・アドリアン・ボワエルデュ(1775-1834)
ハープ協奏曲 ハ長調
第1楽章:Allegro brillante
第2楽章:Andante lento
第3楽章:Rondeau(Allegro agitato)
カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ(1739-1799)
ハープ協奏曲 イ長調
第1楽章:Allegro molto
第2楽章:Larghetto
第3楽章:Rondeau(Allegretto)
アントン・エーベルル(1765-1807)
第1楽章:主題、変奏とロンド・パストラーレ(伝モーツァルト)
ジョージ・フレデリック・ヘンデル(1685-1759)
ハープのための変奏曲
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827
スイスの歌による6つの変奏曲 ヘ長調 WoO 64
マリサ・ロブレス(ハープ)
アイオナ・ブラウン 指揮
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
[1-9]1980年2月6日~8日、ロンドン、キングスウェイ・ホール
[10-12]1966年6月15日~16日、1967年3月3日、ロンドン、ウェスト・ハムステッド第3スタジオ
レーベル:DECCA
仕様:Super Audio CDハイブリッド
DSD MASTERING / Super Audio CD層
2チャンネル・ステレオ
販売価格 ¥4,000(税込)
マリサ・ロブレスは1937年生まれのスペインのハープ奏者で、クラシック音楽界では20世紀後半を代表する名手。しかし、ロブレスはそれほどの名手であるにもかかわらず、ゴールウェイとのモーツァルトを除くとレコーディングの量はごく少なかったのでした。
バロック時代から初期ロマン派までの約80年の間に作曲されたハープ協奏曲の代表作が網羅されています。ゴールウェイとのモーツァルト以外では、この3曲がロブレスによる唯一の協奏曲アルバムとなっている点も価値を高めています。
協奏曲とソロ曲では録音時期も録音会場も異なるので、音の傾向も異なっていますが、収録対象のサウンドの明晰さと立体感が追求されているのはデッカ・レーベルならでは。
シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 《ます》
幻想曲 ハ長調 《さすらい人》
20世紀ピアノ演奏史にそびえたつ巨匠リヒテルのシューベルトの名演を2曲カップリング。
フランツ・シューベルト(1797-1828)
ピアノ五重奏曲 イ長調 D667(作品114)《ます》
第1楽章: Allegro vivace
第2楽章: Andante
第3楽章: Scherzo(Presto)
第4楽章: Thema mit Variationen(Andantino)
第5楽章: Finale(Allegro giusto)
幻想曲 ハ長調 D760 (作品15) 《さすらい人》
第1楽章:Allegro con fuoco ma non troppo
第2楽章:Adagio
第3楽章:Presto
第4楽章:Allegro
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ボロディン四重奏団員
ゲオルク・ヘルトナーゲル(コントラバス)
[録音]
[1-5]1980年6月18日、オーストリア、ホーエネムス城、リッターザール(デジタル・レコーディング)
[6-9]1963年2月11日~13日・16日・18日、5月11日~12日、パリ、サル・ワグラム
レーベル:Warner Classics(旧EMI)
仕様:Super Audio CDハイブリッド
DSD MASTERING / Super Audio CD層
2チャンネル・ステレオ
販売価格 ¥4,000(税込)
20世紀ピアノ界の巨人的存在、旧ソ連の名ピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテル(1915-1987)。
ピアノ五重奏曲「ます」は、「さすらい人幻想曲」の17年後の1980年6月、オーストリアのホーエネムス(ホーエンエムスとも)で開催されたシューベルティアーデ音楽祭で収録されました。共演は1944年に創設され20世紀ソ連を代表する名カルテットとして、この時期以降リヒテルとも多数の共演を重ねることになるボロディン四重奏団のメンバー3人とコントラバス奏者としてドイツを代表する存在だったゲオルク・ヘルトナーゲル(1927-2020)。通常のピアノ五重奏曲とは異なり、ヴァイオリン2部の代わりにコントラバス、そしてピアノという特異な編成で、ピアノと弦楽パートの対比が顕著なこの作品にあっては、力強く雄渾なリヒテルのピアノ、ボロディンSQが得意とする堅固な構成感の表出が大きな役割を果たしています。特に有名な第4楽章の歌曲「ます」の主題による変奏曲は、各変奏が見事に彫琢され、それぞれの性格が実に明確に弾き分けられています。リヒテルがこの作品を弾いたのは生涯で7回のみであるため、その最後の演奏が鮮明な録音として後世に残されたのは幸運なことでした。
「さすらい人幻想曲」はリヒテルが演奏家として最初期の1938年から弾き始めた愛奏曲で、生涯に58回取り上げています。この63年盤は作品の持つエネルギッシュな前進性をクローズアップし、特に第4楽章コーダのフーガ風の部分の強靭なまでのピアニズムはこの時代のリヒテルならではの力感を伝えています。また歌曲「さすらい人」の旋律が使われた第2楽章で沈潜していく悲痛な感傷も、他にないほどの深みをたたえています。
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