往年のアメリカン・ロックを聴くなら! お薦めのスピーカーは?
当店では、毎週日曜日 13時から16時まで2FのT2 Loungeにて、「音人(OTONA)時間」と題して音楽喫茶を開いています。
基本的にはジャズを中心にお聴かせして、しばしのコーヒー・タイムを楽しんでいただいております。
ジャズをお聴かせした次の週は、ジャズ以外の音楽のCD/LPも「クラシック特集」とか「昭和歌謡特集」とか「ビートルズ特集」と言った企画を立ててお聴かせするようになりました。
また、1Fオーディオ・ルームを使って「ECM特集」等を企画して、私、スタッフ末冨の解説付きでイベントを行っていますので、こちらも情報をご覧になってお越し下さると幸いです。
その一環で、5月4日(土)には 13:00~15:00 1Fオーディオルームにて、「モノラルLPをモノラル・カートリッジで聴く会」を開催いたします。
ステレオ・カートリッジでモノラル録音のLPを聴くのと、モノラル・カートリッジでモノラル録音のLPを聴くのと、どれだけ&どのように音が違うのかを体験していただきます。
さて、今回のブログのテーマは?
「アメリカン・ロックを聴くならどんなスピーカーが似合ってる?!」
先日は「アメリカン・ロック特集」と題して、ジミ・ヘンドリックス、シカゴ、CCR、CSNY、ザ・バンド、オールマン・ブラザーズ・バンド、グランド・ファンク・レイルロード等々往年のアメリカン・ロックのLP、CDをお聴かせいたしました。
現在T2 Loungeに常設しているスピーカーは、Altec Lansing A-7と、Pioneer Exclusive S-5です。
当日は、Altec Lansing A-7でアメリカン・ロックのLP,CDをお聴かせいたしました。
お客様も「こういう音楽は、A-7が似合うよね。」という反応でした。
ちなみに、T2-Loungeで鳴っている A-7は、1973年~77年にかけて製造された約50年前のスピーカーです。
正に、アメリカン・ロック全盛期ど真ん中で聴かれて来た往年の名機!
私が高校生の頃買って読んでいたジャズの雑誌等の記事や広告でよく見ていました。記憶が正しければ2本で¥700,000くらいしていたはずです。当時の私には天文学的数字でした。(今でも??)
上京後、あるお方の家にこれとマッキントッシュの真空管アンプがあって、毎月のようにJazzのLPを持って行っては聴いていたものでした。
前置きが長くなってしまいましたが・・・・・。
とは言え、いくらアメリカン・ロックが似合っているとはいえ、 現在Altec Lansing A-7はそうそう簡単には買えません。
そこで、お客様と「現在のどんなスピーカーなら、この音楽に合ってるだろう?」という会話になりました。
「JBL?」 「それなら 4312Gでしょう!」
「Klipsch?」 「オールマン・ブラザーズ・バンド聴くなら Heresy Ⅳがいいですよ! 直球ド真ん中!」
「Polk?」 「R700が大きさのわりにお手頃価格でいいですよ。コンパクトなのがいいのならR100でも楽しく鳴りますよ。若い人で初めてオーディオをひと揃えしようかと考えている人にもお薦め!」
・・・・・・・・と、会話が盛り上がりました。
ちなみに、JBL 4312GとPolk R100は、店頭に展示しております。お気軽に試聴をお申し付け下さい。
60~70年代のアメリカン・ロックを再生するなら、細やかな解像度を求めるよりは、中低域がメリハリ良くグイっと前に押し出して来て、ギターのソロやカッティングが鋭く鳴り、迫力のあるヴォーカルがドンと飛んで来る・・・・・・。
と、なると繊細な音を綺麗に響かせるようなスピーカーよりは、「Klipsch HeresyⅣが良かったなあー!」と、一同納得!と、言うヒトコマがありました。
50年前のジャズ喫茶は、こんな音でジャズがガンガン鳴っていたような・・。
でも、最近はジャズを聴く人も少なくなって来ましたが、意外とこの時代のロックを聴く人も同時代を生きた現在60歳以上の人以外だとグッと減って来ましたね。
オーディオ・システムを70年代向け?にチューニングして、若しき頃を思い出して、当時のロックの鮮烈な音を浴びるのも若返りになるかも・・・・よ?
若い人は、生まれる前の(なんと!)音楽かもしれないけれど、新鮮な驚きがあるかも??
お問い合わせ、ご来店お待ちしております!
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