新旧の機器が並ぶリビング。オーディオ納品レポート
夏の暑さも少し和らいだように感じます。
自宅でゆっくり音楽に耳を傾けるには
良い気候になってきましたね。
今回は、先日納品をさせていただいた
オーディオシステムの様子をレポートします。
発売以来、不動の人気を誇る
ミドルクラススピーカー
Bowers&Wilkins のCM10 S2 を中心としたシステムです。
Bowers&Wilkins (以下B&Wと表記します)の
ミドルクラスのCMシリーズは
コンパクトなブックシェルフからトールボーイタイプまで
さらにはシアターユースのセンターチャンネルまでラインナップされています。
ラインナップの中でも 今回納品させていただいたトールボーイの CM10 S2 と
ブックシェルフのCM6 S2 のトゥイーター部はキャビネットの外に配置されていて
スピーカーのバッフル面による回折効果の影響から逃れ
優れた指向特性と広がりのある音を得られる
[トゥイーター オン トップ] という手法がとられています。
また、CM S2シリーズのキャビネットは
継ぎ目や取り付けネジなどが見えないようにスッキリとしたデザインです。
店頭でご試聴いただいた多くのお客様にもサウンド面の評価も高く
2年前のモデルチェンジ以来 ロングランの人気の高さです。
今回の納品では
多くの機器類を収める質の良いラックをお求めでしたので
ADK(朝日木材加工)のStavlile Series をおすすめしました。
無垢の天然木の本格仕様で重量級の機器も安心して収められます。
傷などに細心の注意を払いながら 組み立てをしました。
また、スピーカーケーブルも必要な長さを現地で加工しました。
同時進行で CM10S2のセッティングをします。
スパイク設置にあわせて、フロアに TAOCのオーディオボード を敷き
ガタつきもしっかりと調整しました。
オーディオ機器を設置するお部屋はリフォームされたばかりで
フロアは天然無垢ということもあり お部屋には心地よい香りがあり
心なしか、リラックスした状態でセッティングを進めることができました。
スピーカーに接続する機器は
お客様がこれまで大事にお使いになられてきたオーディオ機器ばかりです。
LUXMAN の銘機 SQ-38FD
国産アンプの人気ブランド SANSUI のアンプなど
納品前に当店でメンテナンスをご依頼をいただいておりましたので
快適にお使いいただける状態でお届けしました。
さらには DENONの人気機種 2000シリーズのプリメインアンプも
新たに導入されました。
CDなどのデジタルソースもこれからお楽しみになられたいとの事です。
B&WのCM10S2 に対して
3台のプリメインアンプを快適に切替いただけるように
LUXMANのスピーカーセレクター AS-55 を導入いただきました。
(アンプセレクターとして使用しています)
スピーカーケーブルはアンプ3台からスピーカー接続まで 同一のもので統一しています。
LUXMAN のSQ-38FDには質の良いフォノ回路が搭載されていますので
以前から大切にお使いになられている
Technics(テクニクス)のターンテーブルを整備・再調整して接続しました。
アナログレコードのライブラリもたくさんお持ちのお客様には
今回のシステムアップには大変ご満足をいただきました。
LUXMAN ・DENON ・SANSUI 3台のアンプそれぞれに
楽しみたいソースが接続されています。
セッティングを終え、配線と音のチェックをして 完成です!
ADKのラックに綺麗に収まった機器は壮観な佇まいです。
それぞれのシステムの音はどれも個性的で
アンプの特長をスピーカーが素直に表現してくれているようでした。
また、スピーカーの素直でストレスフリーなサウンドに
お客様も満足のご様子でした。
私たちスタッフも時間を忘れ
お客様と一緒にしばし 音楽談義に花をさかせておりました。
アナログレコードからCD・ラジオ・音楽番組まで
さらに楽しみが広がりますね!
これからさらに長くお楽しみいただけるよう
当店でもしっかりとサポートさせていただきます。