12月17日の「音人時間 HIFI LISTENING CAFE」は。
CD
・Eric Dolphey:The Illinois Concert~1963年イリノイ大学で行われたエリック・ドルフィーのコンサートを収録したドルフィーが亡くなった後に未発表録音としてリリースされたアルバム。ハービー・ハンコックの参加が目を引く。ブラス・アンサンブルとの共演やビッグ・バンドとの共演も聴ける。
・Herbie Nichols Trio:Love.Gloom.Cash.Love~セロニアス・モンクと並ぶ個性派ピアニスト・作曲家ハービー・ニコルズのピアノ・トリオ・アルバム。1957年録音のベツレヘム盤。44歳で亡くなったニコルズの遺作になった。名手ジョージ・デュヴィヴィエ(b)、ダニー・リッチモンド(ds)の好演も光る1枚。
・Wes Montgomery:California Dreaming~クリード・テイラーのプロデュースで1966年に制作されたウェス・モンゴメリーの人気作。ハービー・ハンコックも参加しているオーケストラをバックにウェスのギターがグルーヴするイージーリスニング・ジャズ。
・Thelonious Monk:Thelonious himself~セロニアス・モンクの無伴奏ソロ・アルバムの傑作! 1曲ジョン・コルトレーン(ts)とウィルバー・ウェア(b)との共演も収録されている。ジャズ・ファンなら必聴必携のアルバムのひとつ!
・Art Pepper:Intensity~ドロー・コッカー(p)、ジミー・ボンド(b)、フランク・バトラー(ds)とのカルテットによるアート・ペッパーの1960年のアルバム。一聴明るく楽しく聴ける演奏に感じるかもしれないが、アルバムタイトルのINTENSITY(緊迫?)が表現しているが如くピーンと張った緊迫感も感じる名演になっている。
・Siegfried Kessker, Barre Phillips, Steve McCall:Live at the”Gill’s Club”~ジークフリード・ケスラー(p)、バール・フィリップス(b)、スティーヴ・マッコール(ds)のトリオによる1969年のパリのジルス・クラブでのライヴ録音。ピアノよりもベースのバール・フィリップスの縦横無尽の演奏が特に聴きどころのアルバム。
・Chico Hamilton:A Different Journey~チコ・ハミルトンの1963年のアルバム。チャールズ・ロイド(ts)、ジョージ・ボハノン(tb)、ガボール・ザボ(g)、アルバート・ステンソン(b)とのクインテットによる演奏。Reprise時代の
LP
・日野皓正:ベルリン・ジャズ・フェスティヴァル ’71~日野皓正グループが1971年のベルリン・ジャズ・フェスティヴァルに出演した時のライヴ録音。フリー・ジャズの要素も加わったエネルギッシュな演奏。ギターの杉本喜代志の熱演も聴きどころ。
・Tal Farlow:Fuerst Set~ジャズ・ギターの名手! タル・ファーロウがビニー・バーク(b)、エディ・コスタ(p)のトリオでジャズ・ギターの神髄を聴かせる1枚。一部ジーン・ウィリアムスのヴォーカルも入る。1956年録音。 XANADUより1975年に未発表録音としてリリースされたもの。
・Jo Stafford:Jo +Jazz~ジョー・スタッフォード(vo)がエリントニアン達と組んで「You’d Be So Nice To Come Home To」「Day Dream」「I’ve Got The World On A String」等スタンダードナンバーを歌い上げた人気盤。
・SMOKE~ケニー・ワシントン(ts)、ウッディ・ウェブ(vib)、ジョン・フェルダー(ds)、クリス・クリスティ(b)、フレッド・ベリー(p,tp)のグループSMOKEの1970年の録音。NYのアンダーグラウンドなグループがドイツのBASF/MPS内のレーベルSESSIONからリリースされたアルバム。当時のアンダーグラウンドのジャズの匂いがプンプンする珍盤??
・John Lewis:TRAVELING~ドラマー ジョン・ルイスのグループ「the John Lewis Sound」の1976年のアルバム。ジョン・ブレア(vln)、アレックス・フォスター(as,ts)、カレン・ジョセフ(fl)、ボブ・サード(p,org)、ポール・メッケ(b)によるグルーヴィーな演奏が楽しいアルバム。
・Art Tatum~日本盤タイトル「プレゼンティング」として知られるジャズ史上屈指のピアノのヴァーチュオーゾ、アート・テイタム晩年の傑作。レッド・カレンダー(b)、ジョー・ジョーンズ(ds)とのピアノ・トリオによる演奏。アート・テイタムのピアノ・トリオ・アルバムは珍しく貴重。モダン以前のピアノトリオと言えばピアノ、ギター、ベースだった。今回はB面をお聞かせいたします。
・向井滋春:Favorite Time~向井滋春が渡辺香津美(g)、板橋文夫(p)、望月英明(b)、オリヴァー・ジャクソン(ds)と1976年の録音。渡辺香津美とのギターとトロンボーンとのデュオも聴ける。70年代のPIT INNでのライヴを聴いている気分にさせられる名作。
以上あくまで予定ですので、変更があるかもしれません。
いくら探しても出て来ない・・・・という可能性があるもので・・・・。
基本的にはお客様の持ち込みはお断りしておりますが、「お持ち込みDAY」を設ける企画も考えております。
毎月1回通常のジャズ喫茶とは異なるジャンルの特集や、オーディオ・イベントを絡めた企画も考えておりますので、発信する情報を気にかけておいていただけると幸いです。
これからも名盤・珍盤・普通盤?取り揃えてお聴かせいたしますので、「きょうは、どんなのが聴けるかな?」と、気軽にお越し下さい。
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