オーディオブログ

クラシックを小さいスピーカーで聴いてみたい!

「クラシックが好きなんだけど、部屋も小さいし、そんなに音量も上げられないし・・・。なにかブックシェルフ・スピーカーでいいのがないかなあ?」とのご相談。

クラシックは、ピアノやヴァイオリンの独奏から、弦楽四重奏、声楽の独唱から大きな編成の合唱、シンフォニー、おおがかりなオペラまでと何しろ幅広い音楽です。

時代の幅も大きくて、使用する楽器も古楽器から現代の様々な楽器までと多種多様。現代音楽まで広げると、打楽器アンサンブルだと本当に鍋釜、おもちゃ、ガラクタ?まで登場。オーケストラと電子音響が重なるなんて曲も。電子音楽では、22.5chの再生が必要な曲を作った知人もいます。

小ホールでギターの独奏、500人くらいのホールで弦楽アンサンブル、大ホールでの交響曲、響きのある大きな教会で大きなオルガンの演奏や聖歌隊の合唱・・・等々、クラシックの録音の場合録音に使われた会場も録音後の演奏の雰囲気を大きく左右します。

ホールの前の席、真ん中の席、後方の席、はたまた自分が指揮者になったような気分になれる録音と様々で、聞き手の好みも大きく分かれるところです。

今回は、交響楽団と合唱団による「ベートーヴェン:荘厳ミサ曲 作品123」~オットー・クレンペラー指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団及び合唱団。ソプラノ、アルト、テノール、バスの独唱も加わった1965年録音のCDを試聴に使いました。

小さなスピーカーだとこれは荷が重いかも?とは思いましたが、クラシック・ファンならこういう曲もよく聴かれるでしょうから、あえて選んでみました。

そこで、店頭にあるスピーカーから、Monitor Audio Gold 100-5Gを試聴いたしました。

1曲目の「キリエ」を再生。

「キリエ」は、静かな導入部分からオーケストラと合唱がマッシヴに大音響を響かせる中から独唱がス~と立ち上がって来る場面になったりと、常に音の振幅が激しい音楽です。

サウンドテックの試聴室の空間の上下左右に音像が広がり、この演奏のスケール感が迫力を持って響き渡りました。

オーケストラと合唱、独唱の膨大な量の音響が大きくまた小さく波のようにスピーカーから放たれて来ます。Gold 100-5Gから放射状に空間に音響が広がり、聴いているとスピーカーの存在が消えていました!

店頭には、Gold 300-5Gも展示されています。

よりスケール感のある迫力のある再生がお望みの場合は、こちらもお勧め!

いつでも試聴出来ます。

お気に入りのCDやLPソフトをお持ちになってお越し下さいませ。

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